(cache) 特許受け付け日本2位に 40年ぶり、米がトップ
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     【ジュネーブ31日共同】世界知的所有権機関(WIPO)が31日発表した2008年版の「特許報告」によると、06年に各国当局が受け付けた特許出願件数で、日本の特許庁が約40年ぶりに2位に転落。米特許商標庁に首位を譲り渡した。

     日本企業の国際展開が進み、進出先の当局に直接出願する例が増えていることや、国内での出願を厳しく選別し始めていることが背景とみられる。特許庁によると07年の日米両国の統計でもこの傾向が続いている。

     WIPOの報告によると06年の各国当局別の出願受付件数は米国が約42万6000件、日本が40万9000件だった。WIPOによると、米国の首位は1963年以来。出願した企業や個人の国籍別では日本が51万4000件と首位を維持。米国の39万1000件、韓国の17万3000件などが続いた。

     06年の世界全体の特許出願件数は前年比4・9%増の176万件と過去10年間の平均よりやや鈍化。日米が3位以下を大きく上回る構図は変わっていないが、全体に占める割合で中国が2000年の1・9%から7・3%に急拡大するなど、新興市場国の出願増が目立っている。

      【共同通信】

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