重慶市渝北区でこのほど、「支那火鍋」という店名のレストランがオープンした。しかし「支那」という文字が使われていたことからにネットを中心に批判が噴出し、廃業を余儀なくされた。7月31日付で重慶晩報が伝えた。
同店を開業したのは22歳の男性。これまでに職を転々とするうちにある程度の貯金ができ、火鍋料理店をオープンさせた。
もともと店名は「紫那火鍋」とする予定だった。しかし従業員が誤って横断幕に「支那火鍋がオープンしました」と書いてしまった。男性によると、当時は入院中でその場に立ち会えなかったという。
これに対してネットを中心に批判が噴出。男性はマスコミを通じて「私は愛国青年だ」などとコメントを発表したが、非難は収まらなかった。このため男性は廃業を余儀なくされた。(編集担当:麻田雄二)
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