外務省職員がホテル代約1,500万円支払わず ホテルに謝罪に訪れるも足早に立ち去る
外務省の職員が、東京都内にあるホテルの宿泊代金およそ1,500万円を支払わず、トラブルになっていることがわかった。
トラブルになっているのは、外務省経済局勤務の40代の男性職員。
問題となっている外務省の男性職員は「(ここの社長が泊まっていいと言ったのか?)すみません、今後ともお話をさせていただきます」と語った。
ホテルの請求書には、「合計15,382,500円」と記されていた。
男性官僚は、「国民に説明する義務があると思います、今後どうするのか?」と問われると、「すいません」と述べ、急に走り出した。
男性官僚は今回の件が公になったため、ホテルに謝罪に訪れたという。
その時の様子をホテルの社長は「(男性は)涙ながらにおわびしていました」と話した。
男性職員は、1泊5万2,500円のセミスイートルームの宿泊費およそ1,538万円を31日現在、まだ払っていないという。
ホテルの社長は「なぜホテルに泊めた?」との質問に「(男性が)『家から出てけ』と言われ、『助けてください』って言われた。再三請求しても、まったく知らん顔」と話した。
そこで、ホテル側は6月、男性官僚に請求書を送付した。
すると男性官僚は、ホテルを訪れ謝罪文を渡したという。
男性官僚の謝罪文には「今の自分には、とても支払能力がありません。せめて、金額を一般客室料金×宿泊日数としてお支払いさせていただくことで、ご検討いただけないでしょうか」とつづられていた。
外務省は「現在、事情を聴いており、当事者間で解決されるよう指導している」としている。
ホテルの社長は「『たかり屋体質でしょ』と怒った。(今後どうするかは)彼の態度(次第)。本当にちゃんと反省してもらわないと」と語った。
(07/31 18:03)