2008年7月30日

今日も暑い。こんなに暑いと、
ウオーミングアップをしなくても
すでに「ウオーミング」されている気がするのですが、
そんなに都合のいいことは起きません。
むしろ試合に出ていない・走っていない分だけ、
試合前にしっかり走りこんでおかないと、
身体のキレはどんどんなくなってきます。
ホンマに大統領レースで走ったろか。

ということで、僕はこのところ毎日、
ゴムひもつきで走っています。
後ろから引っ張ってもらって負荷をかけて走ったり、
前から引っ張ってもらって
スピード感に身体を慣らしたりするのです。
引っ張られているときはいつも、
うちのポコ・マロを思い出します。

ウオーミングアップが嫌い、苦手、という人にとっては、
暑い中でのランニングほどつらいものはありません。
先日アトランタ（ブレーブス）のリリーフ陣は、
ウオーミングアップの一環として、カンカン照りの太陽の下、
フリスビーをやっていました。楽しいし、嫌でも走り回らされるので、
ナイス・アイデアと言えるでしょう。
問題は、外野スタンドに入ってしまった時。フェンスを
よじ登って取りにいかなければなりません。

ところで、今日もテディーは負けました。

ワシントンD.Cにて　田口壮　

2008年7月29日

ナショナルズ戦のため、昨日からワシントンに来ています。
ワシントンといえば、大統領。盛り上がる大統領選挙、
ではなくて、名物の「大統領レース」です。

ミルウオーキーでは、ソーセージの着ぐるみが競争する
「ソーセージレース」が有名。ここワシントンでは、
サウスダコタ州キーストーンにあるラシュモア山に彫刻された
４人の歴代大統領（ジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソン、
テオドア・ルーズベルト、アブラハム・リンカーン）の着ぐるみが、
外野からナショナルズのダグアウト前まで、熱い勝負を繰りひろげます。
デフォルメされた着ぐるみの顔は、それだけで笑えるし、
自分の国の偉人をそんなふうにいじってしまうあたりが、
とってもアメリカです。

アメリカのスポーツ界で行われるファンサービスの
ナンバーワンに選ばれたこともあるほどの人気で、下手すると、
試合中より大きな歓声が聞かれるのが複雑。見所はなんといっても
「絶対勝てないＴＥＤＤＹ」でしょう。なぜかルーズベルトだけは
絶対に勝ってはいけない、という暗黙のルールがあるらしく、
「テディーを勝たせよう！」というウエブページまで登場するほど
白熱しています。僕はまだ見たことがないものの、
ルーズベルト人形も、ゴルフカートで登場したり、
空から降ってきたり、人力車に乗ったり、と、
あの手この手のズルをするらしいのです。
勝ったら名物ではなくなるためか、絶対に勝たせてもらえないようですが。
４回表のあと行われるこのレース。選手もなんとなくベンチに集まってきて
応援してしまう、そんな飄々とした魅力があります。

ちなみに着ぐるみの中の４人は、ひんぱんに
「誰をかぶるか」取替えっこしているのだとか。
時々は、専属の人以外も入れてもらえるようなので、
僕も一度かぶって走ってみたい、と
ひそかに思っています。

どうせ７回過ぎまで仕事ないし。

ワシントンD.C.にて　田口壮　

2008年7月28日

オフのためお休み。田口選手はファンフェスティバルに参加したあと、
ワシントンに移動。

ペンシルベニア州フィラデルフィアにて　田口壮　

田口選手宛のファンレターはこちらまで　letter@taguchiso.com