岩手

　◇秋田商を延長１０回降す

　第５３回全国高校軟式野球選手権北東北大会（青森、岩手、秋田県高野連主催、毎日新聞青森支局など後援）は３１日、青森県八戸市の東運動公園野球場で決勝を行い、延長十回の接戦の末、専大北上が秋田商（秋田）に５－４でサヨナラ勝ちし、８年ぶり３回目の優勝を決めた。専大北上は２５日に兵庫県明石市で開幕する全国大会に出場する。県勢の出場は８年ぶり。【喜浦遊】

　▽決勝

　【八戸市東運動公園】

秋田商

　　０４００００００００＝４

　　００１０００３００１＝５

専大北上

　（延長十回）

　（秋）鈴木－工藤

　（専）高橋修－佐々木

▽三塁打　小野寺、袴田（秋）佐々木（専）

　専大北上は３点を追う七回裏、佐々木と名須川の連続適時打で同点に追いつき、十回裏は四球で出塁した高階が敵失の間に還って勝ち越した。秋田商は二回表、２適時三塁打などで４点を先取したが、後が続かなかった。