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青山ブックセンター破綻…再建支援にブックオフ浮上

2008/7/31 17:00
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洋販ブックサービスは民事再生法の適用を申請したが、青山ブックセンターは通常どおり営業=31日午後、東京・丸の内
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洋販ブックサービスは民事再生法の適用を申請したが、青山ブックセンターは通常どおり営業=31日午後、東京・丸の内

 書店チェーンの青山ブックセンター(ABC)や流水書房を運営する洋販ブックサービス(本社・東京)が31日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。負債額は約54億円。申請代理人側によると、書店の営業は通常通り続けるという。再生に向けたスポンサーとして、中古書店大手のブックオフコーポレーションの名前が浮上している。グループ会社の洋書卸大手、日本洋書販売も同日、同地裁に自己破産を申請した。負債額は約65億円。

 青山ブックセンターは写真集など芸術性の高い品ぞろえで人気を集めたが、バブル期の不動産投資の損失で経営が悪化し、運営会社が2004年、取次会社に破産を申し立てられ、全店営業中止に追い込まれた。この際、再建に乗り出したのが日本洋書販売だった。

 受け皿会社として05年に洋販ブックサービスを設立して青山ブックセンターの営業を再開し、流水書房などの書店事業も運営していた。同社のホームページによると、昨年11月末時点で約5億円の債務超過に陥っていたという。

 帝国データバンクによると、日本洋書販売は1953年11月に洋書の卸販売を目的に設立。「NEWSWEEK」「TIME」など有名雑誌や「ハリーポッター」シリーズなど一般書籍を扱っていた。92年9月期には年間売上高約96億円を計上していたが、インターネット販売の台頭や、投資に伴う有利子負債が収益を圧迫していた。

 06年1月にはグループの再編を実施し、ファンドが出資する純粋持ち株会社インターカルチュラルグループの傘下で経営再建を模索していたが、店舗閉鎖など積極的なリストラ策の影響から07年11月期は約10億円の最終赤字に陥り、資金繰りが悪化していた。

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2008/7/31 17:18 更新

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