岡山放送局

2008年7月31日 20時57分更新

農業で障害者の雇用を


障害者が農業の分野で働く機会をいかに増やしていくかについて話し合う検討会が岡山市で開かれました。

検討会には中国四国農政局の担当者や岡山大学の教授、それに農業法人の経営者などが出席しました。

はじめに中国四国農政局の武石徹次長が「障害者の就労を進める上で担い手が不足している農業は非常に有望な分野だ。農業の職場を障害者が働きやすいものにしていきたい」とあいさつしました。

このあと、出席者たちは障害者が農業の分野で働く上での課題について話し合いました。

この中で、実際に障害者を雇っている農業法人の経営者からは、障害者のなかには人づきあいが苦手な人もいるので、じっくり話を聞く時間を設ける必要があるとか、農業の仕事のなかには収穫や配達など様々な作業があるので、それぞれの人に合った作業を割り当てる必要があるという意見が出されていました。