岡山放送局

2008年7月31日 20時57分更新

ひったくりへの対策学ぶ


市民がひったくりや暴漢などから身を守る方法を学ぶ防犯教室が倉敷市で開かれました。

この防犯教室は、岡山県などが開いたもので、親子連れなどおよそ20人が参加しました。

県の職員が講師を務め、肩にかけるタイプのカバンでも手を離さないようにすることや、後ろから来る足音を常に意識することがひったくりや暴漢の被害の防止につながることを説明しました。

また、最近、県内では、オートバイに乗った犯人が自転車のかごから荷物を奪う事件が増えていることから、荷物の上にネットを張るなどして被害を避けるようアドバイスしていました。

このあと、参加者たちは実際にカバンを持って歩いたり、かごに荷物を入れた自転車に乗ったりして、ひったくりの被害を防ぐ訓練をしていました。

参加した人は、「日ごろから防犯意識を持つことが大事だとわかりました。犯罪の被害にあわないよう気をつけたいと思います」と話していました。

県によりますと、県内では、7月に入ってひったくりの被害が増えているということで、こうした教室を通して防犯の意識を高めていきたいとしています。