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 ジャイアンの多くは重症のKYで、状況が読めない。私は小学校低学年のころ「内緒話」で今考えればいじめられていた。(当時はそれがいじめであることすら分からなかった)。

 多数派や一部のASには当たり前の「遠まわしな言い方」というのがあり、これはジャイアンに対する非常に効果的な攻撃になる。

 私の理解が間違っていなければ、京都の「ぶぶづけ食うて行きなはれ」というのは、「そろそろ帰ってください」という意味で、それが分からないと「ぶぶづけ食うて行きよった」と馬鹿にされると聞く。

 多数派対ジャイアンは、ジャイアン側から見ると常にこういう図式となり、遠まわしな言い方は、「お前には分からないだろう」「このKYの馬鹿めが」という意味になる。

 遠まわしのウラの意味のもっともジャイアンから見て不条理なところは、「責任を追及できない」ということだ。

 表向きは別のことを言っているので、「あなたの考えすぎです」「私はそんな意味では言ってません」といくらでも責任回避できる。そういう仕掛けをしておいて相手を突き落とすような感情だけをぶつけることが得意なASが時々居て、ひどい目に遭うことがある。

 そういう言葉遣いをすることが最初から予想される相手には、ジャイアンは最初から近づかないようにするしかないと私は思う。

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こんばんは。
先生のブログやホームページを読ませていただいているうち、私はやはりジャイアンなのではないかと思えて来ました。
やっとたどり着いた「自分という人間」に対する自己突っ込みが、的確な言葉を得たことで解決しそうな気持ちの反面、落ち着かなく不安定になっています。

「遠まわしな言い方」の中で私にとってやっかいなのが「お愛想」です。
今は「過度に期待しない」「裏切られるケースもある」と自分のなかに引き出しを増やすことで、なんとかやり過ごしていますが、子どもの頃はワケがわからずしんどい思いをしていました。

最近は、前々から依頼されていた仕事の先延ばしでイライラしたり、今気になっている仕事についての自己突っ込みが、まるで暴走したパソコンのウィンドウのようにぱたぱたと開いたり閉じたりしている状態で、もう少しでハングアップしそうな感覚です。
 前は、数日泥のように眠ってリセット出来たのですが、今はなかなか思うように行きません。
 極力負荷がかからないように(キレるとまわりに迷惑がかかるので)、調節しなければならないとわかっているのですが、なにしろ忘れっぽく、一つ気になると過集中になるので、思うように進みません。

なかなか、自分のことながら手を焼いてしまいます。


written by Sakura / 2008.08.01 01:49
私はASですが、この日記のように
遠まわしな言い方をそのまま受け取って失敗して
後になって深く傷つきます。
実際に京都に住んでいた時にも
このようなことが多々ありました。

written by まぁ / 2008.08.01 02:32
あー分かります
ブログで槍玉にあがっていた書込みには私のアンテナ
は反応しなかったんですが、他のASの人の書込みには
何それ嫌味?私が馬鹿だって言いたいの?
とちょっとムカっとしたものもありました。
でもここで私が怒ったり反論したりしたら、は?なにかっかしてんの?
そういう意味じゃないよ?としらを切りとおされそうだし。
(そして、ほんとにそういう意味じゃない可能性もあるかもしれず、
自信がない)
その後、いや、私に向かって書いてるのではなく、YANBARU先生や
他のみんなに書いてたり、自分自身につぶやいてるだけだから
と自分突っ込みを入れたりして。

元夫(受動的AS)もこうでしたねえ
>いつまで元夫ネタ出すんだという気もするが

その服はいけてるの?とか
それはコーディネート的にOKなの?とか言われたりとかして

その服ださい!とはっきり言われたら
「えーわたし気に入ってるんやけど」とか言えるけど
いけてるの?とか疑問形で聞かれても、言葉の返しようがないですよ。

男なら男らしく自分を主語で言え!ですよまったく・・

反論の矛先を持って行きようがない、真綿で締め上げるようなのが嫌でしたねえ
written by パパイヤ / 2008.08.01 03:10
これ、おっしゃる通りです・・・

AS元彼にもかなりこれあったけど、今問題なのは、ミーティングの某ASっぽい彼女。一度電話したら、いきなり「あなたは恋愛依存症です。性依存症です。それを謙虚に認めなさい。そしてハイヤーパワーに身をゆだねなさい。これは私が12年間ミーティングで学んだ事を愛をこめて語っています」と断言・・・

(ウソ。私は、自慢になってませんが、この年になってまともに付き合った男性はAS彼が2人目。・・・かたや彼女は、大学時代からジュリアナで扇子持って踊ってたという経歴の持ち主・・・)

要するに、この言葉の裏にあるのは、「ミーティングを12年間仕切ってきた私に逆らうとは何事か」なんです・・・

と、ゆう訳で、ミーティングなるものも相当の伏魔殿であることが分かったので、早々に退散しようかと・・・


PS;自分の部屋を出て、物事をびしばし言うヘルパーさんの部屋に同居するようにしたら、かなり身体状態は落ち着いて来ました。AS彼に合わせて、無茶していたんです。どうも皆さんご心配おかけしました。
written by むーん / 2008.08.01 05:51

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