2008年 7月 31日 |
|
|
オリンピック選手が高校生を指導
|
△▼ |
オリンピック選手と一緒に練習をしました。香川でオリンピックの事前合宿を行っているボート競技のフィンランド代表チームが、31日、地元の高校生を指導しました。指導を受けたのは、坂出高校ボート部3年の高木智代さんと高島朋江さんの2人です。2人は、今年3月、全国高校選抜で2位の成績を上げていて、インターハイでは、全国優勝を目指しています。2人は、フィンランド選手のボートに並走し、世界トップレベルのスピードや体の動きなどを体感しました。そして、「スピードを落とさないためには、大きく体を動かしてオールを漕ぎましょう」などと、コーチからアドバイスを受けました。北京オリンピック開幕と同じころに、2人の高校生もインターハイの大舞台に臨みます。
|
|
|
倉敷商業、壮行式で健闘誓う
|
▲▼ |
11年ぶり7回目の夏の甲子園出場を決めた倉敷市の倉敷商業高校で野球部の壮行式が行われました。体育館で行われた壮行式には全校生徒約830人が集まり、甲子園でベンチ入りする18人の野球部員がステージに立ちました。そして、松田寿雄校長が「プレッシャーをはねのけ、出場を勝ち取った姿は感動しました。本番は持ち前のチームワークを生かして勝ち進んでいって欲しい」と激励しました。倉敷商業の夏の甲子園出場は11年ぶり7回目です。壮行式の後、野球部ナインは大阪の宿舎に向け、出発しました。倉敷商業は大会8日目、来月9日の第1試合で佐賀県の佐賀商業と対戦します。
|
|
|
香川県最古の弘法大師坐像を発見
|
▲▼ |
香川県琴平町の寺にある弘法大師・空海の仏像から鎌倉時代の記述が見つかり、大師像としては県内で最も古いものであることが分かりました。これは、高松市の香川県立ミュージアムが県内の寺で行っている文化財調査でわかったものです。この仏像は琴平町の寺、象頭山松尾寺が所蔵しているもので、内部には鎌倉時代末期の1319年、僧侶が職人に制作を依頼した経緯などが書かれています。こうした記述が残された弘法大師像は全国的にも珍しく、県内で最も古いということです。この仏像は彫刻的にも質が高く、優れた作品であることから、県立ミュージアムでは見つかった記述を分析し、研究を進めていきたいとしています。
|
|
|
倉敷市伊東市長、市立短大存続の意向表明
|
▲▼ |
倉敷市の市立短期大学を4年制大学にする事を検討している問題で、伊東香織市長は短大として存続したい考えを初めて示しました。4年制大学化を検討する審議会で示したもので、「厳しい財政状況を考えると4年制化は難しい」と話しました。この問題は去年2月、倉敷市が少子化などから4年制大学への移行を打ち出していたもので、5月に就任した伊東市長がどのような方針を示すかが注目されていました。審議会では早ければ今年秋にも今後の方向性を盛り込んだ中間答申をまとめる方針です。
|
|
|
高速道、瀬戸内側〜高知市が4車線に
|
▲▼ |
高知自動車道の瀬戸内側から高知市までの間で最後まで残されていた対面通行の区間がなくなり、31日から、4車線化されました。高知道は暫定2車線で開通しましたが、対面通行の長いトンネルが多く、重大な事故が後を絶っていませんでした。また、夏休みなどには行楽や帰省の車が集中し、対面通行の区間で渋滞も発生していました。西日本高速道路では9年前から全線を4車線化する工事を進めていましたが、最後まで対面通行だった16キロの工事が終わり、31日から4車線での供用を開始しました。これによって愛媛県四国中央市にある川之江ジャンクションから高知市の高知インターまでの間が全て4車線となり、安全性の向上や渋滞の緩和が期待されます。
|
|
|
岡山市政令指定都市推進協議会
|
▲▼ |
岡山市の政令指定都市実現を目指す民間団体の総会が31日開かれ、去年、移行した新潟市の関係者が政令市のメリットなどを紹介しました。岡山市政令指定都市推進協議会の総会には、地元経済団体や教育福祉団体などから約500人が参加しました。そして、去年4月に政令市に移行した新潟市から新潟商工会議所政策委員会委員長の原敏明さんが招かれ講演しました。住民アンケートで政令市のメリットを訊ねたところ、区役所で必要な手続きが出来るようになった、全国的な認知度が高まった、などの答えが多かったという事です。一方、都市開発では先行投資でマンションが多く建ったものの空き部屋が多いという事です。また31日は、地元企業が政令市移行に合わせて開発している新商品も紹介されました。
|
|
|
自宅で出産した男の子を死なす、母親逮捕
|
▲▼ |
自宅で出産したばかりの男の子を窒息死させたとして、井原市の女が30日夜、重過失致死の疑いで警察に逮捕されました。逮捕されたのは、井原市笹賀町の青果店店員佐々木博美容疑者です。警察の調べによりますと、佐々木容疑者は、今月23日の午前3時半ごろ自宅で1人で男の子を出産しましたが、適切な措置をとらず顔にタオルを巻いて放置し、窒息死させた疑いです。2人を病院に搬送した消防から警察に通報があり、佐々木容疑者の犯行がわかったもので、回復を待って30日夜、逮捕したものです。警察の取り調べに対して佐々木容疑者は、「出産後の痛みで子供にまで気がまわらなかった」と話しているということです。
|
|
|
鷲羽山のエレベーター設置計画中止へ
|
▲▼ |
倉敷市が瀬戸内海国立公園の鷲羽山山頂付近に、エレベーターの設置を計画している問題で、市は計画を中止する意向を明らかにしました。市によりますと、事業費として約2億8000万円必要なほか、年間約700万円の維持管理費がかかる事などから中止を決めたということです。この問題は、高齢者や障害者などからバリアフリー化を進めてほしいという要望を受け、市が鷲羽山の駐車場から展望台までの高低差22メートルを2基のエレベーターで結ぶ計画を立てていたものです。これに対し、一部の市民団体から「景観を損ねる」などの反対意見も出ていました。設置に賛成、反対の立場で市に陳情していた5つの市民団体からは既に理解が得られたということです。倉敷市では今後、山頂付近に障害者の専用駐車場を整備するなど、代替案を検討する方針です。
|
|
|
美作市のトラちゃん田んぼ
|
▲▼ |
プロ野球、阪神タイガースにちなんだデザインで知られる美作市の水田では稲の色づきとともに絵柄が浮かび上がってきています。この「トラちゃん田んぼ」は美作市の阪神ファン、新田博美さんらのグループが、地域おこしを目的に6年前から取り組んでいるものです。先月15日、約350人のファンが植えたコシヒカリと古代米の苗は順調に成長し、徐々に色づいています。20アールの田んぼでは球団のロゴマークと、マスコットキャラクター、ラッキーの模様が浮かび上がってきました。道路沿いの高台から眺めることができ、ちょっとした観光スポットになっています。現在、阪神タイガースはペナントレースの前半を終わって、首位を独走していて、新田さんはこの米を「勝利の米」にしたいと話しています。
|
|
|
大原美術展でマティス展
|
▲▽ |
20世紀前半を代表する画家、マティスの作品を集めた展覧会が、倉敷市の大原美術館で開かれています。アンリ・マティスはフランス人の画家で、大胆な色彩を特徴とする作品で一時代を築きました。会場には大原美術館が所蔵する全てのマティスの作品、15点が展示されています。1921年に初めて日本に入ってきた作品、「マティス嬢の肖像」は高梁市出身で大原美術館の名画を収集した画家、児島虎次郎がマティスから直接購入したものです。この他、鉛筆やペン、木炭など様々な画材で描かれた貴重なデッサンや、晩年、積極的に制作した本の挿絵なども展示されています。この展覧会は9月28日まで、倉敷市の大原美術館で開かれています。
|
 |