ゲストさんログイン

ウェブ検索

最新ニュース! クリックするほどよく分かる

livedoor ニュース

今週のお役立ち情報

督促状の広告に対するクレームに唖然。どこまでつけあがれば気が済むのか

 毎日放送がこんなことを取り上げていた。『“督促状の広告”に賛否の声』。内容は、自動車税の滞納者に届いた督促状に、民間の中古車業者の広告が掲載されていたことを問題視したものだ。

 以下に記事の一部を引用する。

 【「震える位腹が立ったというか。これをなんとも思わずにしてたんだとしたら、鈍感ですよね」

 今回の憤懣の主は、和歌山県で夫の建築業を手伝う女性です。震えるほどの怒りの発端は、1週間ほど前に届けられた封筒。和歌山県の納税課が、自動車税の滞納者に宛てた督促状です。

 <督促状を受けた女性>
  「自動車税の納付書を私の不注意でなくしてしまいまして、なくした私も悪いんですけれども、次にまた送ってきてくれるだろうという気持ちがあって、そしたら今回届いたのがこういう形で…」

 女性は、自動車税を払うお金がなかったわけではなく、納付書をなくしてしまったため、県から催促の書類が送られてくるのを待っていたといいます。督促状届いたこと自体は、さほど気になりませんでしたが、問題は封筒の裏側です。

 「車買い取り専門チェーン」

 なんと、民間の中古車業者が車の買取をPRする広告が載っていたのです。

 <督促状を受けた女性>
 「車買取専門チェーンというのが、あまりにもピッタリすぎるんじゃない、って。車の税金の督促状なわけですから、“税金が払えないんだったら、ここで車を売りなさい”というふうに斡旋しているのと同じように思いますよね」

 「税金を払えなければ車を売れ」

 そう感じたといいます。

 <督促状を受けた女性>
 「行政のすることとしては、センスがないというふうなことで終わらされなく、悪意があると思いますよね」】

 なんというか、いやはやこれが流行りのモンスター云々という人種だろうか。自らの怠慢で税金を滞納しておきながら、それが引き起こしたことについて腹を立てているのだ。もはや呆れ果てるしかない。

 自動車滞納税の督促状が届けられる人は、車を所有しており、そしてお金に困っている可能性が高い。そこに中古車業者が広告を出すのは、一度でも広告業界に身を置いたことがある者にとっては至極当然のことである。

 「税金を払えなければ車を売れ」とは当たり前のことだ。義務を果たさずに権利だけ主張する方がどうかしている。「また送ってきてくれるだろう」という甘い考えのために、どれほどの税金が無駄になったことか。それを広告費で回収してくれているのだから、この女性は怒るどころか頭を下げるべきである。

 いくら広告が不愉快だろうが、その発生要因となったのは自身の甘えた考え。納付書をなくしたのであれば、それを連絡すれば良いだけの話だ。自分の失態を棚にあげて、不満をテレビ局を通じてバラ撒くとはとんでもない話である。

関連記事

(篠原 修司)


コメントするにはログインが必要です
ログインしてください
投稿

前後の記事

経済アクセスランキング

注目の情報
暑くなっても、帽子が・・・
人目が気になり帽子が手放せない?
隠すだけでは何も良くならないですよ。さあ、勇気を出して!
抜け毛を止め、髪を生やしたいなら・・・。今が始め時!


まずは原因を見つけよう→