外務省の現職の男性職員がおよそ10か月間にわたるホテルの宿泊代金、1500万円あまりを支払っていないことが判明しましたが、31日、この職員がホテルを訪れたところをカメラが直撃しました。
男性が泊まっていたのは、一泊5万2500円の部屋です。ここに一度のチェックアウトを挟んで去年の4月までに合計293日滞在しました。滞在費用はあわせておよそ1530万円。男性は現職の外務省経済局の職員です。
「夜中に実家を追い出されてしまったということで、『行くところがないんです』と転がり込んできた」(ホテルの従業員)
これまでホテル側は再三、宿泊代を請求したといいますが、男性は未だ応じていません。
何故これほどの高額になるまで支払いをしなかったのか。7月31日、本人がホテルを訪れました。
「(Q.支払う気は?)もちろん。(Q.宿泊中から支払う意思はあったか?)その話は何回かやりました」(外務省職員)
「(Q.料金を支払う様子は?)そういうことがあったというのは、まったく伺っておりませんが」(ホテルの従業員)
外務省は基本的には個人の問題としながらも、早期に問題を解決するよう指導していきたいとしています。(31日23:18)