2008年07月29日
年間第１７主日 その３
拙ブログへの投稿に早速、ピロシキさん＆１２３さんから貴重なるコメントを頂くことができた。まずは、御礼を申し上げなければならない。どうもありがとうございます。そして、これからもよろしくお願いします。
ピロシキさんも嘆かれる。「・・・というか、冗談でしょ？」と。自分も同様である。しかし、この悔しさや悲しみは現場に居合わせた者ではないと分からないかもしれない。
もしかしたら、ミサ中の素人演芸・腹話術は、「前代未聞の蛮行」であったのであろうか？
にわかには信じられないことではある。しかし、実際、カトリックさいたま教区のカテドラルにおいて、主日ミサ中になされたことなのである。
もちろん、その演芸の意図は全く不明である。自分のような平信徒には、助祭の説教が早々と切り上げられた段階でビックリである。
なぜ、ミサ中に素人演芸である腹話術が行われることとなったのか？なぜ、このプロテスタント信者であるおばあさんに依頼することになったのか？決定者やその経緯などは全く不明である。そのうち、聖変化も素人手品師を呼んできて……。
今回の腹話術のことを考えれば、あながち「冗談」とも言えず、恐いものがある。
我が教会は、２人の司祭と１人の終身助祭が担当している。
とは言え、１人の司祭は本職（＝社会福祉施設の経営）をお持ちで、週末にしか教会にはいらっしゃらない。助祭は、基本的には教区の職員（＝司教付き）であるから、小教区には立ち入られない。司祭VS助祭としての立場もある。
しかし、そのような中でも、この助祭には大変助けられている。
主日ミサでは、この３人が持ち回りで説教をされている。であるから、司式司祭がいても、説教は助祭が行うことになる。現在、老司祭は歯の治療中で上手く話すことができず、専ら助祭に頼っている。
洗礼式もこの助祭が行っている。司祭は内陣内の司祭の席にボケッと座ったまま。ひどいときには、司教、２人の司祭、そして、助祭が揃っていながら、洗礼は助祭が授けた。もちろん、誰が授けても−自分でも−いい話なのではあるが……。
一方、聖体授与については、シスターがしゃしゃり出てきて、臨時の聖体授与者を勤めている。本来、聖体授与を大切な役目とする助祭はやることもなく、ボケッと席に着くしかない。このようなときには、シスターはシャシャリ出るべきではないのである。
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この記事へのコメント
存在しないのでしょうか??
うちの教会で もし同じ事が企画としてあげられたなら、典礼委員会が事前に阻止すると思います。というよりうちの教会の神父様は、まず絶対にそういう事を企画なさいませんが・・・
プロテスタントの方が
チャリティコンサートで声楽ということは
以前ありましたが ミサが終わってから
別の時間帯です。
その腹話術をされたおばあさんには
罪がないと思います。
企画されて そういう方を呼んできて
司祭?が異常なんだと思います
さいたま教区では、ひとつの小教区に２人の司祭がいても、主任司祭、助任司祭、協力司祭、という区別をつけないのです。浦和もそうですよね？
３人いても、全員「担当司祭」。谷司教が、序列をつけないために「主任司祭」という教会用語を使用させないようにと指導しているのだと、終身助祭殿から直接お聞きしました。
それは、まずくありませんか？ 新教会法では、小教区に複数司祭がいる時、「主任司祭（parish priest)」を置くと明記していませんか？現に最近の教会文書でもpastorという言葉を、中央協議会は「小教区の主任司祭」と置き換えている・・。誰が「主任司祭」か定めない、序列をつけない、という考えは教皇様に一致している一司教の言葉ではない、この現実をローマに報告して良いですか？ と申し上げました。すると、終身助祭殿は「あなたは、谷司教を陥れるつもりですか？」と言われました。
一事が万事。さいたま教区は、まるで唯我独尊の学生（司教）が自分の意のままに動く手下（終身助祭）をはべらせて、小自治国（さいたま教区）を作りたいかのようです。
なんでもあり。そうでもしないと、自分の存在感を示せないのですかね。「お山の大将、ボク一人」では、だれも尊敬しないし、司教としての信頼感はますます地に落ちますね。
ご高齢ならいいけど、お若いと、これから生涯面倒見なきゃいけなくなるわけで、教区民のすごーい負担！
大阪では、共同宣教司牧でも モデラトールは はっきり決まってるけど、人格的･経験上から どうしてこの神父なの？と思う場合がある。
こんな教会法無視は、バチカンに直訴するに限る。日本語で書いても、ローマにいる日本人司祭が翻訳するそうだから、躊躇することなく、洗いざらい直訴すべし！！
ペトロのパウロの日の説教では、ペトロとパウロは仲が悪く、エルサレム会議でペトロはパウロの意見を否定したとおっしゃっていました。逆ですね。
使徒言行録１５章は確かにちょっとわかりづらい部分がありますが、ちゃんと読めばペトロも異邦人に割礼不要と言っているのですから、この話から２人が対立していたとは結論づけられません。
もうちょっとしっかりしていただきたい。
さいたま教区はどこもこんな調子なので、誰の説教でもそのまま聞いて信用することはできない体質になりました。素朴な信者である連れ合いが間違ったことを信じてしまわないように、ミサの帰り道は、本日の間違いの指摘と感想を述べ信仰を守るようにしています。