早く猫の救出をさせて欲しい!
私達の願いはそれだけです。
素人集団である私達はただ猫を救うためにがむしゃらにやってきました。
飼い主の飼い猫であるしんちゃんの様態が悪いのです。
しんちゃんは具合が悪く、飼い主が診られないためこちらで保護していました。
足のふらつき、頭の揺れがよくならず、再度病院に連れて行きました。
以前受診したときよりも心臓の動きが大きい、とのことでエコーをかけました。
やたら時間をかけていたことや先生の深刻な顔で、よくない!と思いました。
診察結果は、心房中隔欠損でした。
大動脈弁狭窄と肺動脈弁狭窄をおこしていました。
心臓は肥大し、大動脈弁狭窄と肺動脈弁狭窄のために弁も細くなり、いつ止まってもおかしくない状態です。
近親交配による心臓の奇形だそうです。
若いうちにに症状が出てくるそうで、症状がでたらもう手の施しようがない、とのことです。。
とても人懐こくて、現場にボラさんが入ると、どこでもしんちゃん!というほどついて回っていました。
エコーをかけているときも病院スタッフに頭をなでられるのがうれしいらしく、グッパグッパをしていました。
私達は涙が出ました。
この子が生きられない!
電話連絡した先のボラ達はみんな泣きました。
先生は他にもいるだろうとのこと。
残っている子達のことが心配です。
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