またまた頭の痛いことが....
前庭障害も出てきました。
私の方で土曜日から預かりしている子が、左に旋回し始めました。
左後肢からへたり始め、頭も左に傾き始めました。
先生が言うには、ビタミン不足の可能性がある、とのことです。
FVR症状もあるため、抗生剤とビタミン剤を投与することになりました。
こんなボロボロ状態の子を手術することは不可能。
今回は、救出=治療という思わぬ展開になってしまいました。
FVRならまだしも、栄養不足とは...
そして内耳も腫れていると思われます。
内耳の腫れは抗生剤で収まると思いますが、前庭障害が治るにはかなり日数がかかります。
前庭障害は突然やってくるので、他にも出てくる可能性はあります。
劣悪多頭飼い現場では、それは避けて通れないとは思っていましたが...
4、5年前にある動物プロダクションでの救出にかかわったときと同じです。
その時も100匹近い猫が、FVR、耳ダニ、内耳炎、前庭障害、未手術、仔猫モリモリと同じような状態でした。
しかしそこの子達はタレントのためかかなり人慣れしていたことと、純血が多かったので、里親出しはあまり苦労はありませんでした。
私も数十頭預かりましたが、FVR、耳ダニ、内耳炎、などの治療をしてから手術をしました。
今回も方針を変えざるを得ないかもしれません。
状態のいい子(数少ない)は別として、まず治療が先かもしれません。
お金が続くまでやるしかない、と思っています。
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