福田康夫首相は31日付の「福田内閣メールマガジン第41号」で、総理就任から10カ月を経て、「見直すべきは見直し」「私の『国民目線の改革』は、新たな段階へと移ります」と語り、内閣改造への強い決意を表明した。
物価の急上昇や消費税率のアップが検討されていることなどから、「国民目線ではない」と指摘されていることについて相当気にしているようで、わずか1000字ほどの中に「国民目線」や同じ趣旨の言葉が5回も登場。年金記録の問題や薬害肝炎被害者への対応、消費者庁の創設などを例に挙げ、「国民目線の改革は、今、具体的な政策として像を結んできました」と自画自賛した。【浜田和子】
2008年7月31日