みずほフィナンシャルグループが15日発表した2008年3月期の連結決算は、純利益が前の期に比べ50%減の3112億円だった。米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)関連を含む有価証券の評価損をグループ全体で6450億円計上したため。傘下のみずほ証券の巨額損失計上が響いた。
併せて、株式を実質的に10分割すると発表した。1株につき999株の無償割り当てを実施して株式を1000分割し、投資単位を現在の1株から100株に変更する。株券電子化に伴い失効する恐れのある1株に満たない「端株」を一掃する狙い。2009年1月4日付で実施する予定。〔NQN〕
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