この頃,いろいろなところから講演依頼をいただくようになりました。
正直なところ,人前で講演とか講義とかするのは苦手なのです。
なんか,緊張するじゃないですか(笑)。
でも,最近依頼していただくのは「地域で児童思春期のこどもたちの心の問題へどう対応するか」とか「学校でこどもの状態をどう評価すればいいのか」といった,児童精神科領域に関する講演が多いのです。
そうなると,どんなに苦手でもがんばらなくちゃ! と思ってしまう単純な私。
診察室のなかだけで仕事をしていると,「学校の先生がこういうふうにしてくれたら助かるのになぁ」とか,「地域で患者さん本人やご家族をこんなふうにサポートするひとがいてくれたらいいのになぁ」とか感じることがよくあります。
自分ひとりが診察室のなかでできることなんて,ほんのちょっとのこと。
こどもたちを支えるためには,精神科医が診察室でお会いするだけでは全然足りなくて,地域のなかで,日々の生活のなかで,こどもたちやご家族に手を貸してくださる方々の力が欠かせません。
そんなこどもたちのよきサポーターがひとりでも増えてくださるように,講演に出掛けるのも私の大事な仕事。
そう思って,講演の準備を進めたいと思います。
こうして決して得意ではない講演への苦手さをだんだん意識しなくなって…結局苦手を克服したりして成長させていただいているのは私自身,ってことですよね。感謝♪
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