岡山放送局

2008年7月30日 18時57分更新

ヒグマにアイスをプレゼント


厳しい暑さが続く中、岡山市の動物園では、夏バテ気味のヒグマに重さが150キロもある特製のアイスキャンデーがプレゼントされました。

岡山市の池田動物園では、「大地」と名付けられた北海道生まれのオスのエゾヒグマが飼育されていますが、このところの厳しい暑さで食欲が落ちるなど、夏バテ気味になっているということです。

そこで動物園では、「大地」に暑さを乗り切ってもらおうと、30日、重さが150キロもある特製のアイスキャンデーをプレゼントしました。

アイスキャンデーは氷の中に「大地」の好物のアジやバナナ、それにリンゴなどを入れてはちみつをかけたもので、「大地」は、はちみつをなめたあと、鋭いつめや牙を使って魚や果物を器用に取り出してはおいしそうに食べていました。

動物園には大勢の親子などが訪れ、「大地」に声をかけたり写真に撮ったりしながらふだんは見られないヒグマの愛らしい姿を見守っていました。