2008年06月

2008年06月29日

フリーチベット通信・明日の朝日・75デモ・チャゲというよりハゲ

日曜日おめでとうございますw このwっていうの何って先日聞かれてしまいました。(笑)の略ですからよろしくおながいします。たまにこうやってわざと字を間違えますが、うっかり間違える事もあります。一年中日曜日な人生はめでたいですが、それはそれで楽じゃないです。

午後4時頃起きて、とりあえずmixiを開けます。260人いる友人の日記など、5、60ページくらいあるでしょうか。見終わるのに2時間以上かかりました。為になる記事や、気になる情報も色々。そして、全部見終わる頃には多くが更新されています。きりがないですw。アルバム制作も遅れてるし、どげんかせんといかん。
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● きのう中国で大規模な暴動があったようです。

【数万人が県庁襲う=少女強姦殺人「隠ぺい」に反発−中国貴州省】
(香港29日時事)29日付の香港紙・明報などによると、中国・西南地方の貴州省甕安県で28日午後、少女(15)に対する強姦(ごうかん)殺人事件の処理に不満を持った住民数万人による暴動が発生、県庁や公安局(警察本部)が襲われ、放火された。警官の発砲で住民1人が死亡したとの情報もある。
 少女は同県で殺害され、警察は容疑者2人を逮捕したが、翌日釈放。2人のうち1人が警察幹部の息子で、警察が事件を隠ぺいしようとしたとのうわさが流れ、住民の怒りを買ったという。
6月29日15時0分配信 時事通信

大紀元中文版 に暴動の映像がアップされました。

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朝日新聞を購読している方、明日、30日(月)の朝刊社会面をご覧下さい。アリ@freetibetが長野聖火リレーの件で、実名取材を受けているそうです。
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再三お伝えしていますが、一週間後の7月5日(土)、2chとmixiの有志「7.5実行委員会」が主催する、 非暴力デモがあります。芝公園23号地 12:00集合、13:00スタート(雨天決行)日比谷公園まで行進します。「チベット、ウイグル、内モンゴルへの民族弾圧、人権無視」などの外交問題、「外国人参政権 、人権擁護法案」など内政問題への日本政府に対する抗議デモです。

ペマギャルポさん、イリハム・マハムティー氏(世界ウイグル会議日本代表)、台湾研究フォーラム、チベット交流会などの出演が決定しています。フリートチベットやダルフール問題、拉致被害者問題への抗議のためだけに参加するのもありです。

● 【対中外交】国民の怒りの声を聞け!【言論弾圧】 〜ACT FOR OUR FUTURE〜



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● 当日7/5は、午前中に拉致被害者奪還 青い風船デモ(11時宮下公園)、午後1時から、「南モンゴル民族支援デモ行進」が六本木 三河台公園〜笄(こうがい)公園のルートで行われます。調整出来ずに別行動になってしまったのは残念ですが、どれも重要な問題であり、願いはひとつです。

● 【福田“全方位土下座外交”…北核申告を精査なしで歓迎】
 米国が指定解除に傾斜したのは、ブッシュ大統領の任期が残り半年しかない中で、核問題前進を「外交的成果」としたいことが大きいとされる。加えて、レアメタル(希少金属)の埋蔵など、潜在価値が約267兆円ともいわれる北の鉱物資源に世界各国が注目していることもありそうだ。 日本にも、日朝国交正常化に前向きなグループがあるが、拉致被害者を見捨てて「百害あって利権あり」とならなければいいが。
ZAKZAK 2008/06/27

● 拉致被害者の生存と救出を祈って
R.NET ブルーリボン運動
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● 27日のブログでお伝えしたダルフールG8署名活動は、多くの方が告知に協力してくれ、続々と署名があつまっているようです。3分でできる平和へのアクション、まだの人はぜひ御協力下さい。残すは後一日です。 
Japanese For Darfur 署名フォーム
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● 26日のブログで御紹介した絵本まんが「ほしになったこっき」。ネット上の某所で迷子になっていた作者と作品を保護して、紹介しまくったのですが、ホームページに転載して24時間で、200以上のアクセスがありました。製本して配る方も現れ、2chなどでも話題になってるようです。みんなで広げよう。

「ほしになったこっき」(ねらのこまど)

● ネットプリント版も出たようです。
「ほしになったこっき」簡易製本版
登録番号 A6MS7MZZ

● セブンイレブンのネットプリント 3AS8XD5S 有効期限7/7。

● きゅるぺぽ☆/しまやさんがヤフーブリーフケースにアップしてくれた製本用データ

● 2ちゃんのうろうろスレに以下のような投稿があったそうです。

594 名前:エージェント・774[] 投稿日:2008/06/28(土) 21:32:31 ID:CxAekSnZ
リンカスレでみた「ほしになったこっき」とかって絵本
まじいいかんじだったんで携帯サイズのGIFアニメ にしてみた

作者に許可もらったりとかマンドクセーからこのまま放置

おまいら勝手に見たり保存したりすんなよ
携帯に入れて気軽に人に見せたりすんじゃねーぞ
友達に配ったりとか絶対すんなよ
原作者にちくったり配布許可もらったりとか言語道断だかんな
いいな絶対すんなよ
絶対だぞ

いっとくけど印刷物(小冊子)での配布許可はでてるらしいからな
だからって勝手に広めたりすんなよ
おまいら信じてるぞ

ほしになったこっきgif
















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● 人権聖火リレー、長野・大阪・名古屋・広島とまわって福岡が終了。ついに(半分だけですが)日本縦断を終え、7月2日韓国、7月18日マカオ、7月20日香港の終点へ向かいます。世界50ヶ国を巡った「人権なければ五輪なし」の思い。中国共産党から人権弾圧を受けている各地域や国、宗教を結んだ意義は大きいと思います。
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● 最後になりましたが、6/27(金)船橋サウサリートに来てくれたマイミクさんたち、ありがとうございました。今月は珍しくミックンと入念なリハーサル。福島泰樹さんの短歌(中也断章)に曲をつけた「山羊の歌」や、竜とかおるの「虹」など、レアなレパートリーも加えて20曲歌いました。まあ存在自体がレアでアレですが。

よく知り合いの誰かに似てるといわれる事が多いわたしです。そういうキャラなんでしょうか。チャゲアスのチャゲに似てるといわれるのは、嬉しいというよりイタイですw この日は帽子を被らずにやってみました(写真)チャゲというよりハゲ。

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2008年06月27日

ダルフールG8緊急署名のお願い

スーダンのダルフール地方で、アラブ系の民兵<ジャンジャウィード>と、これを支援するスーダン政府によって、大量虐殺と民族浄化が進行中である事は以前日記にも書きました。5年間で20〜30万のひとびとが虐殺され、200万人が家を失っています。スピルバーグ監督は、中国政府がスーダン政府を軍事的・経済的に援助している事を理由に、北京オリンピックのアーティスティック・アドバイザーを降板しました。以下はサミットへ向けたダルフール救援の為の緊急署名のお願いです。平和の為に5分間だけ力を貸してください。
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Darfur






ヒューマン・ライツ・ファーストを中心に各G8国首脳に送った声明に基づいた、緊急署名を6月26日から各国一斉に始めます。30日までの予定です。

すでに署名できるようになっておりますので、下記の趣旨に賛同される方はジャパニーズ・フォーダルフールの次の署名フォームにアクセスして署名してください。署名は日本政府(内閣)に持参します。

署名フォーム

またブログ・サイトを運営されている方は、ぜひリンクをしてより多くの方が署名に参加していただけるようご協力お願いいたします。添付した画像をご利用ください。

またご友人知人の方にお知らせいただけると幸いです。

次が統一の趣旨です。
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G8署名の趣旨

ダルフール平和キャンペーンに賛同の皆様
G8首脳が日本で会するサミットまで2週間となり、今こそ、ダルフール和平へ向けた行動を起こすよう、各国首脳に強く迫るチャンスです。
G8サミットは、ダルフールとスーダン全体にとって、危機的な時期に開催されます。アメリカ、カナダ、日本、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、ロシアの首脳は、世界的な懸念事項に対する行動を討議するため、サミットで会合を開きます。ダルフールではますます激しくなる暴力がさらなる死者と避難民を生んでいます。また、スーダン・アビェイ地域における最近の戦闘を見ても、南北和平協定が脆弱であり、無益となる危惧が高まっています。ダルフール問題は、まさしくG8サミットで議論されるべき、世界的懸念事項ではないでしょうか。

スーダン政府及び世界が、じっとG8サミットを注視しています。先週、すべてのG8各国とスーダンを代表する40以上のNGOは、すべてのG8首脳と外務大臣に公開書簡を送り、次の要請をしました:

*ダルフールにおける暴力の即時停止
*国連の武器禁輸決議に反する、ダルフールへの直接間接の武器移送の停止
*ダルフール国際平和維持軍(UNAMID)の迅速な配備
*和平交渉の再活性化
*犯された残虐行為に対する正義と責任

ダルフールとスーダンの暴力に対抗して、G8首脳に強固な姿勢と行動の約束を強く望む、世界中の活動家に参加するようご協力ください。

よろしくおねがいします。
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ダルフール紛争って何?というひとの為に、以前貼ったyoutube movieをもう一度転載しておきます。

● ダルフール紛争(BBCニュース)



● ダルフールではレイプが武器として使われている




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2008年06月26日

フリーチベット通信・東トルキスタン世界同日デモ・ほしになったこっき

♪僕の名前を知ってるかい?
朝刊太郎というんだぜ。

わっかんねーだろうな〜

日々脳みそがズポンジ化してゆく気がする今日この頃ですが、みなさんいかがオスゴシサラミダ。 僕はもう体力的に家でカタツムリになってマイマイしていたのですが。

● きのうは東トルキスタン世界同日開催デモの日でした。 新疆ウイグル自治区に聖火リレーが入るのにあわせて行われたものです。 イスラム教徒が住むウイグルにはかって、東トルキスタン共和国という国があったのですが、今は中国共産党政府の支配下にあって、チベットのようにひどい迫害を受けています。

東トルキシタン国旗 ウイグルデモ




東トルキスタン国旗 6月25日のデモの様子

集会にはSave Tibet Network代表の前衆議院議員 牧野聖修氏や、先日マイミクになっていただいた荒川区議小坂英二氏もみえたそうで、60本の東トルキスタン旗に警察発表130名のデモ隊。日本初のデモとしては大成功だったんじゃないでしょうか。準備にかけまわったハル君、参加者のみなさん、おつかれさま。フリー・ウイグル。

● 代々木公園から出発したグローバル人権聖火は、各地のフリーチベット・サポーター達の協力も得て、長野・大阪・名古屋とまわり、28日広島、29日は福岡です。
「人権聖火in福岡」スケジュール

● 7月5日(土)にはアリ@freetibetと2ch&mixi有志の呼びかけで、対中外交と言論弾圧に抗議する「国民の怒りの声を聞け」デモをやります。僕もスタッフ志願しました。
国民の怒りの声を聞け〜Act For Our Future〜

そういうわけで、台湾も内モンゴルもチベットもウイグルも、 ずーっと酷い目にあってきました。 最近知り合った友人<ねらのこまど>さんが素敵な絵本まんがを描いています。 小学生でもわかる、中国の旗に隠された真実。 本人の許可を得て、僕のホームページに掲載させてもらうことにしました。みんなにぜひ見てほしいです。

● 幻視力美術館特別展示「ほしになったこっき」 (ねらのこまど)


じゃこの辺でサッチモの歌でもどうぞ。
● When you're smiling (The whole world smiles with you)




● 赤ちゃんてなんてかわいいんだろ。ガラガラのかわりにマニ車あげるね。
マニ車



ここ で動くマニ車の画像が手に入ります。


● これはちょっと前に渋谷に出撃したマイミク達のフリチベレンジャー部隊



楽しそうだよね。

● そうだ。来月の新宿レノンハウス(7/18)に代々木で御一緒したmingaこと早坂紗知さん(sax)の出演が決定しました。「トリオ・ザ・ヒューマンライツ〜人権聖火RETURNS」と題してアリ@freetibet、ハル(CHANNEL H.R/交渉中)とともに、人権聖火コンサートのリターンマッチを計画しています。

明日は船橋。たっぷり歌うから、千葉方面自治区のみなさんフリー船橋でおながいします。

● 6/27(金)20:00〜 【龍 COMES ALIVE vol.15】
出演:龍、ミックン(g)  3.000円(オーダー別)
船橋 SAUSALITO (047-425-1600)

じゃあまあ今日はキナくさい話はおいといて、好きなマキシプリーストでも聞いて寝よう。...ってもう朝だけど。

● Maxi Priest - Close to you




たしでれ My Love


巻

















ボールに触れずにゴールを誘った巻選手のエア・アシスト。(^o^)
ダメモトでも走る、その精神がうむ奇跡がフリーチベット。



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2008年06月22日

フリーチベット通信・確信犯的なファイアットCM・フリテンリーチだチョンボと叫ぼう

夏が来る。♪なっつがくる〜、と言えば大黒摩季。
え?お呼びでない。こりゃまたスツレイ。

● 謝ってるけど、お洒落な確信犯と見た。

【ローマ21日共同】イタリアの自動車メーカー、フィアットは20日、傘下のランチアの新型車のテレビCMに、中国によるチベット弾圧への批判で知られる仏教徒の米俳優リチャード・ギア氏を起用した上で、チベットの場面を使ったことについて「中国の皆さんに誤解を与えたとしたら謝罪したい」との声明を発表した。

 CMはギア氏が新型車で米ハリウッドからチベットに旅してチベット民族の少年に出会い、仏僧の服装をした2人が新雪に手をうずめる様子を描いたもので「変わる力」というスローガンが使われている。ANSA通信によると、同氏の希望を基に制作された。2008/06/21 11:05 【共同通信】

Richard Gere Goes to Tibet - New Fiat Delta Ad



27秒ぐらいで坊主頭のダライラマらしき人物が0.3秒くらい映る。 よく見ると違うんだけど、テレビで見てたら、あれ?ってなるかも。愛のサブリミナル・プロパガンダですね。
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● 産経ばかりじゃない。勇気ある記者と骨のあるデスクがここにも。
(記事を引き出した名古屋のフリチベ、+hiro+FT+nagoya+のGJ)

中日新聞:「母返して」中国出身女性訴え 25日に人権聖火リレー(CHUNICHI Web) 2008年6月21日 朝刊

 愛知県に住む中国出身の女性が「中国の母が公安当局に拘束されたまま今も家に帰らない」と、名古屋市で25日にある「人権聖火リレー」に参加、窮状を訴えることになった。

 母の拘束は中国政府が活動を禁じている気功集団「法輪功」のビラを旅行先で配ったためで、中国の実家には当局関係者が訪れ、家族を通じて「北京五輪前なので、日本でもおとなしくしていろ」とくぎを刺されたと話している。

 拘束を知ったのは5月。女性が中国の実家に電話したところ、いつもの母ではなく、父が受話器を取った。「お母さんはどこ」と聞くと、答えを渋った。問い詰めると、絞り出すような声で「旅先で法輪功のビラを配って地元の人に通報され、連れて行かれた」と明かした。

 母親は現地で1週間ほど拘束された後、故郷の郊外にある「法輪功をやめさせる教育施設」に移された。家には帰ってこない。その後、実家を当局関係者が複数回訪問。日本に住む女性の住所を聞き出し、写真も提出させた。女性は匿名を条件に取材に応じ「怖くて、職業や詳しい住所は明かせない」と重い口を開いた。

 中国政府は五輪を控え、チベットと新疆(しんきょう)ウイグル自治区の分離・独立派、そして非合法化している法輪功への警戒を強めている。

 女性は「法輪功は、気功や道徳を通じた、ただの健康法。母も朝、公園に出掛けてやっていただけ。宗教ではない。政府は国内外の愛好者数が共産党員の数よりも多いという理由で一方的に弾圧し、間違った情報が流されている」と話す。

 人権聖火リレーは、五輪聖火を模し、世界30カ国以上がルートになる。法輪功の中国政府の取り締まり実態を調査告発している国際組織などが主催している。

 名古屋では、チベット問題への抗議デモを4月に催した市民グループが共催。午後5時半に中区の若宮広場に集まり、有志らがトーチを手に久屋大通など繁華街を巡る。主催者は20日に愛知県庁で会見。「本物の聖火リレーには世界各地で抗議が起きた。こちらが人権を守る真のリレー」と訴えた。

 【法輪功】 気功を通じた心身健康法。中国は1999年に邪教と断定。中国大使館のホームページには「社会に危害を与えるカルト教団」とある。米国やアムネスティ・インターナショナルなどは弾圧や人権侵害を指摘。国際組織「法輪功迫害真相調査連盟」は「無実の法輪功学習者が処刑や拷問、臓器狩りに遭っている」と告発している。
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● フリーチベットとデモ行進 河原町通に「雪山獅子旗」
京都新聞 2008年6月21日(土)

 チベットに平和の実現を呼び掛ける「6・21フリーチベットデモin京都」が21日、京都市内であり、「チベットに自由を」と訴えた。

 京都や大阪などの社会人や学生らによるグループ「フリーチベット関西」がインターネットなどを通じて参加を呼び掛け、中京区の鴨川河川敷に約100人が集まった。参加者はチベット亡命政府の旗「雪山獅子旗」をはためかせながら、河原町通や四条通を行進した。

 デモ呼び掛け人の1人、会社員久保正典さん(35)=大阪府大東市=は「洞爺湖サミットでは、チベット問題の抜本的解決に取り組むべきだ」と話した。デモに参加した会社員鴇(とき)明浩さん(43)=西京区=らによる市民グループ「シネマ・ニッポニア」は22日、チベットの実情を伝えるイベント「チベタン・ルーム」を、上京区新町通上立売上ルの町家ギャラリー「be京都」で開く。生活品を展示したり、ドキュメンタリー映像を上映する。
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● も〜えろよ萌えろよ〜炎よ燃えろ〜♪

6/22「人権聖火in大阪」スケジュール
6/25「人権聖火in名古屋」スケジュール
6/28「人権聖火in広島」スケジュール

● フォトジェニックなトリオ・ザ・ヒューマンライツw
(一部お見苦しい画像がある事をお詫び申し上げますw)

「人権聖火in東京」PHOTO GALLERY (CIPFG)




夏が来る。
緊張の夏、人権の夏。
冷やし中華人民共和国、目眩まし五輪の夏。

フリテンリーチを見逃すな、
大きな声でチョンボと叫ぼう。

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2008年06月21日

人権聖火リレー報告

6月18日朝8時半。特大リュックに鉄製のマイクスタンド、譜面台など詰めて、ギター持って家を出る。2日で4時間しか寝てない。大丈夫か<オレ

中央線某駅で、アリ@freetibetと落ち合う。足跡ひと月40万人の自称一般人は、半ズボンにサンダル、手に長い突っ張り棒2本、ポケットには特大チベット国旗、まるで釣りにでも行くような格好でデモに行く。

10時、原宿駅。駅前から代々木公園まで、あちこちで法輪功の人達がビラや新聞(大紀元)を配っている。彼らは動員されるでもなく、各自が自発的に動いているそうだ。ご苦労様と声をかけながら会場へ。

野外ステージでは、H.R.(ハル)こと江村氏と、手伝いの「若いもん」がマイクチェックをしている。ハルは機材持ち出し、出演者交渉から支援団体の橋渡しまで、人権コンサートの実質的な主催者とも言える働きぶりだ。客席に並べられた椅子に座って、法輪功のひと達が瞑想(気功)をしている。気のバリアを張っているのかも知れない。

080618meeting客席後方、売店横のテーブル&ベンチにチベット旗何本か立てて陣取り、なんとなくフリチベ連合軍本部。人がだんだんと集まって来る。隣のテーブルにはウイグル旗部隊。天気もよく、初対面のマイミク同士でご挨拶&ハグ。ベビーカー2台。お坊さんひとり。女の子沢山。申し訳ないが楽しくなって来たぞ。

楽屋にはシンガー&ソングライターのZAKI氏やむぎさん達、EL AMAZON君がいてリハを待っている。インド舞踊のラリタ・サキさんとしばらくインド話など。

ステージに上がり、リハーサルとはいえ、自己紹介してご挨拶。思いがけず拍手をいただく。こういう場面ではムード作りも大切だからね。ギターはライン取りなしで100wのジャズコーラス一台。モニタリングが難しいが、音量的には問題なさそうだ。

再び陣地に戻ると、マイミクで鍼灸師のタマゴ、angelica@FreeTibetちゃんが針の道具一式持参してて、打ってくれるというので、シャツを脱いでベンチにうつぶせになる。頭のてっぺんから、手、足、肩、顔までヤマアラシ状態で超リラックス。風も日差しも快く、海辺にいるようだった。

ステージでは前衆議院議員の中津川博氏や都議会議員、各支援団体のアピールなどが続いている。フォーラムでも一通り拝聴したので、ベンチでたっぷりと休養を取る。アンジーちゃんが女声コーラスのできるレゲ・シスターに声かけてくれたのだが、リハや機材の状況を見て、コーラスなしでやる事に決める。とはいえ、新しい仲間が沢山できたのは嬉しい。ベンチの周辺はちょっとしたオフ会状態。

先頭には聖火ランナー、といっても走らない。聖火を掲げて行進する。その後に整然と隊列を組んだ法輪功メンバー200人ほど。さらに隊列ぐだぐだの(笑)フリーチベッターズ、気合いの入ったウイグル(東トルキスタン)旗軍団が続く(写真左)

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(写真右)左から、たった一人で手製のプラカード掲げて参戦したJapanese for Darfurの中村氏@ひとりでできるもん、意味なくツッパってるハル&僕@freetibet。

ちゃんと許可取ってるので警察にガードされながらも、車道の上をのびのびと行進する。ハル団長から大きな声出しちゃダメです、のお達しが。え〜?そうなの。歌うぐらいはいいだろう、とみんなでボブマーリーを歌い始める。Get up stand up ! Stand up for your right !

警備の警官の様子を見ながら問題ないと見て僕が叫ぶ「Free Tibet !」みんなが続く「Free Tibet !」...ああ、シュプレヒコール始まっちゃったよw 喉を枯らしてはいけないのでひとしきりで止めると、今度はウイグル軍団の女性がリードをしてくれた。彼女は明治通りを通る間ずっと叫び続けた。渋谷駅前は人で一杯。たまに手を振ったり応援してくれるひとがいる。

080618TorchRyu表参道に入る前に法輪功の女性スタッフから「聖火ランナーお願い出来ますか」と申し出があって、やらいでか、走って先頭へ出る。表参道の真ん中で聖火を引き継ぎ、手に持っていたチベット国旗をマントのように羽織って聖火を高々と掲げる。かなりイタイひとに見えたかも知れないが、そんな事はもうどうでもよかった。善良な誰かが今も殺されようとしてるんだもの。スタッフがビデオカメラでずっとこっちを撮っている。原宿駅前を通る時、拡声器で「今聖火を掲げているのはミュージシャンの龍さんです」と爆音でいわれて、この時ばかりは無名で良かったと思ったょ。
(Photo by CIPFG)

080618ハル原宿駅を過ぎて、聖火をハルにバトンタッチした。トルキスタン旗を担いだハルは格好良かった。パンクは実は格好が命だからね。ハルを追い越して写真を一枚。

デモの先頭から最後尾の仲間と合流する為に、道の脇に立ってひとりで法輪功の隊列にずっと拍手を送り続けた。目が合うとみんなニコっと微笑む。迫害され続けた彼らに取って、部外者の僕らの応援は本当に嬉しかったようだ。代々木公園に入場すると拍手が巻き起こり、口々に「ありがとう」と言われた。

フリーチベット・コミュニティでも法輪功をカルトだと思ってるひとが少なくない。その先入観は中共のキャンペーンによるものだ。彼らは組織化された上下関係があるわけでもないし、布教に金銭が絡むわけでもない。何か規律や義務があるわけでもない。折伏するわけでもない。僕の知る限り、ただの瞑想集団だ。

法輪功修練者は中国だけで推定一億人、台湾に30万人、日本には700人くらいだそうだ。何か会員名簿があるわけでもないので、本人達でも実数は把握できないという。同じ邪教扱いされているダライラマ=チベット仏教の事は、カルトではないと理解している同じ人達が、同じように迫害されている法輪功を偏見から邪教扱いするのは悲しい事だ。おそらく日本人の宗教アレルギーに問題があるのだろう。

ステージでは長野への引継ぎセレモニー があって、一時間半の休憩。日差しはかなり強い。僕らは木陰でひとときのチペットリンカを楽しむ。

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やがて人権コンサートが始まった。一時間半で6組。ワンセット15分平均のステージになる。トップバッターは十場むぎさんのチームだったかな。若い子達がアコースティックで平和の歌を爽やかに歌う。

「人権聖火in東京」出演者一覧(CIPFG)

EL AMAZONは、ファッションモデルとしてスマート、ポパイ、HOT−DOGなどの雑誌で表紙を飾ったり、宇多田ヒカル、布袋寅泰のPVにも登場したというイケメンボーイだ。ラガマフィン・スタイルのラップと歌を披露する。

袖に戻って来たEL AMAZONに「どうだった?」と聞くと「いいお客さんでしたよ、真剣に聞いてくれました」との答え

ステージではエスニックな格好をしたZAKI氏の弾き語り。天然自然流、自給自足ミュージシャンというZAKI。若い頃ビクターからアルバムを出して、ブランクの後にまた歌い出したというから、その辺は僕と似ているかも。最後にむぎさんたちも加わって「世界中みんな幸せになる」と繰り返し、お客さんが手拍子を始める。 
さあ次は僕らの版だ。司会者に呼ばれて、ひとりでステージに上がる。アンプのセッティングをしていると、背後から「龍さ〜ん」と声がかかる。背中はクールな振りして、思いっきり嬉しかったよw 

080618Ryu3正面向いて、ご挨拶。フリーチベットから人権コンサートに至る経緯、民主化運動としての法輪功など思う所をひとしきり語る。人権って何?みたいな話から、一気にシモネタへ。一回の射精で4億匹の精子が出るそうです。打ち上げでみんなにひと言多かったと言われる。ははは。
(Photo By CIPFG)

「僕がまだこの世に生を受ける前に
父と母は闇の中で互いを求め
聖なる儀式をしたに違いない
脈打つエネルギーは解き放たれて
僕らは一斉にスタートを切った
数億匹の兄弟と一緒に
おたまじゃくしの生存競争
怒濤の船出さ」

「生まれてこなかった者達へ」歌詞(流星オーバードライブ2008.2.5)

実は一曲目を何にするかは当日まで迷っていた。だがお客さんの年齢層が高いのと、静かで真摯な態度を見てこれに決めた。長い歌だが、最後までみんな熱心に聞いてくれた。それが伝わって来たので、ベストなパフォーマンスが出来たと思う。つかみは大成功。

歌い終わって「親友を紹介します。僕は55才で彼は27才。長野聖火リレー日記でセンセーションを巻き起こした男。アリ@freetibet!」

080618Ali2アリが7月5日のデモの告知をする。僕たちはもう我慢出来ない。みんなで日本を変えよう。アリが作詞作曲した出来たての曲を歌いはじめ、僕はギターで伴奏にまわる。

実はアリは結構歌がうまい。B'sより高域が出るそうだ。学生時代、深夜の新宿で弾き語りのバイトをやっていたという。僕と出会ってからすでに3曲作っている。本当は音楽がやりたかったのかもしれない。
(Photo by CIPFG)


「仕事しても遊んでいても
空を見て思い出すのは
伝えなきゃいけないものがある
無視出来ない声がある

寝返りうったこの時も
消えてゆく命
同じ星に生まれた筈の
消えてゆく命

僕の好きな人たちを殺さないで

今誰よりも高く拳を この空に
誰にも邪魔されない夢を 自由を
泣きながら探しているのは
僕たちの未来」
(作詞作曲;アリ[freetibet)

080618Ali3最後を繰り返している途中で、客席から拍手が巻き起こった。
「お客さんが終わったと誤解したんだよ」とアリは言うが、それだけではあるまい。胸を打っちゃったんだよ。拍手に煽られて、エンディングを引き延ばして僕もスキャットで応戦する。

3曲目は「青空を返せ」だ。ドルマさんの強烈なシュプレヒコールが響く。
「チベットに自由を!」「チベットに人権を!」
パソコンからでは再生されないローの、
プレシジョンベースがうなる。
僕の声も3倍くらい(当社比) 泣き節を帯びる。

「青空を返せ 祈りの場所に
 微笑みを返せ 僕らの家族に」

「囚われの君よ 声が聞こえるかい
 君の痛みは 世界の痛み」

「青空を返せ」myspace.com/RYU

中国に於ける法輪功修練者の置かれている状況と、チベット人の置かれている状況は、人権という意味では全く同じなのだ。生存権が脅かされているのだから。僕らはトリオ・ザ・ヒューマンライツ。人権の為に歌うよ。チベットとウイグル、法輪功、宗教は違っても彼らは皆同じ闘いを闘っている。

実は僕らがステージにあがる30分ほど前、楽屋にサックスを持った女性があらわれた。アリの知人、早坂紗知(minga)さんだ。僕は初対面だったけれど、彼女が来る事は聞いていて、僕のステージで一緒に吹いてもらえないかと思っていたのだ。10分ほど打ち合わせして、最初にソロで好きに吹いてもらい、そこから最後の曲"Light Up The World"になだれ込もうという作戦を立てた。

こういうのはある意味博打なんだけど、僕はフリー・ジャズのミュージシャンと一緒にやった経験があるので、彼らが大概の音楽に合わせられる事は知っていた。むしろ紗知さんの方が冒険だったかもしれない。だが僕らは(多分)会う前からでっかいハートで繋がっていたのだと、今になれば思う。

080618chisa紗知さんをステージに呼ぶ。彼女はマイクなど使わず、ステージの一番前に行って、優しいメロディーを吹き出した。キーはCだった。薄くコードを鳴らしてみる。彼女のメロディーがAmに落ち着くと、ハモニカで絡んでいく。ほとんどイメージ通りの展開。いや予想以上だ。ハモニカを吹きながら、ギターでアップテンポの8ビートを刻み始める。曲調は"All Along The Watch Tower"と似たような感じのロック。アリのコーラスがはいる。俺たちの息はビッタリだ。親子だものw。後半はアリがソロを取った。

(Photo by CIPFG)
080618sachi-2









(Photo by CIPFG)

Light Light Light Light up the world
Human Rights Torch Light up the world
Light Light Light Light up the world
Fa-lun-Gong Light up the world

どんな小さな花も
どんなかよわい少女も
道ばたに咲く花の 誇りを持つ

どんな小さな星も
青天の三日月も
どんな小さな命も 光放つ

どんな小さな国も
どんなひ弱な子供も
生きとし生ける者は みな歌う

幾千万の軍隊も
罠も陰謀も謀略も
人の心の真実は 変えられぬ

Light Light Light Light up the world
Mingol Uyghur Tibet Light up the world
Light Light Light Light up the world
Taiwan Birma Darfur Light up the world

080618sax2








080618RYU足の開き具合にこの日の気分が出てる(笑)
まじ熱かったゎ。ブレイク、シンコペーション、面白いように決まる。自画自賛だって分かってるから言わせて。スルーパスが来ると信じて走り込むと、足下にパスが出て来る感じあるじゃん。そういう快感なんだよ。それはプレイヤーだけじゃなくて、関係者のイベントに対する思い入れとか、お客さんのノリ全部含めて成立するものなんだ。テクニックだけじゃ生まれない。音楽の神様が降りてきたんだ。ある意味僕らはただの器だった。その数分間は永遠に属していた。まるで恋に落ちる時のようにね。世界は光に満ちたんだ。

080618HR4終わった時の事はあんまり覚えていない。お客さんが立ち上がって拍手してくれたらしい。「フリー法輪功!」と叫んだ気がする。最後にこの日の真のヒーロー、ハルを紹介してステージを下りる。 議長、あとよろしくおながいします。


一息ついて、ステージの脇で記念写真
080618After












(写真はminga日記から転載させて頂きました)

● 早坂紗知さんのこの日の日記
「素敵な出会い」(ブログminga日記)

STIR UP FREAKS! (早坂さんのホームページ )
マル・ウォルドロン、山下洋輔、おおたか静流、 原田芳雄、カルメン・マキなどと共演。アルバム11枚出しています。

マイスペース早坂紗知/Minga (かっこいいJAZZが試聴出来ます)

ハルは格好良かった。ハルのステージ衣装ときたら、アリがチベッタンに見えたくらいだ。野太く優しい声で聞き慣れたレゲ・チューンが始まる。「星継ぐ者」だ。

080618HR2星継ぐ者よ 応えてくれ
星継ぐ者よ 教えてくれ
願わくばここに集いし者たちに幸あれ
星継ぐ者よ 応えてやれ
星降る夜に 応えてやれ
今ここに集いし全ての者に幸あれ

愛という名の下に 我に栄光など要らぬ
愛という名の下に 我に名誉など要らぬ
愛という名の下に 我に名さえも要らぬ
愛という名の下に 我、この道を往く
ままよ

マイスペース Channel H.R.

一曲終わってハルが呼びかける。「旗を持ってる人はステージに上がってください」ステージにチベットや東トルキスタンの国旗が並ぶ。そしてパンクアレンジの「蛍の光」が始まる。僕は袖で見ていたんだけど、たまらず出て行って後ろで踊り出した。

080618HARU4









最後に「ふるさと」をみんなで合唱する。僕もギターを抱えて前に出た。郷愁が夕闇に溶け、不思議な時間だった。ハルの優しさがにじみ出てた。あんまり褒めるとまた怒られるからこの辺で止めとくけど。RESPECT。

080618Hotarunohikari














ハルは誰よりも早く会場に来てPAをセッティングし、僕らが飲みにいっている間にも機材を片付け、帰ろうとしたら公園の門が閉まっていたという。手伝おうとしたけど、いいよ若いもんにやらせるから、と言った。スティールパルスのTシャツを着た「若いもん」君。ご苦労様。感謝してるよ。
____________________________________________

僕とアリがマイミクになったのは4月中旬ぐらいだろうか。4月26日長野聖火リレーがあって、いきなり30万人の足跡がアリの日記「世界最低の国日本」に殺到して、ジェットコースターが暴走を始めた。僕は5月6日胡錦濤主席来日抗議デモにひとりで参加した。

080506Freetibet17第5陣到着







(5月6日代々木公園)

アリと初めて会ったのは5月12日。ロフト・トークライブの日だ。その日のうちにアリはコミュ「中国の人権問題解決への連合軍」をはじめ4つのmixiコミュニティを立ち上げ、頼まれて「連合軍」副管理人を引き受ける。当初130人だったメンバーは現在266人。5月19日頃にハルからマイスペースを通じて今回のオファーがあった時、僕は二つ返事でOKして、早速アリに紹介した。その時点で出演が決まっていたのは僕ら3人だけだった。

5月23日にはアリとハルをレノンハウスに呼んでトークライブ、27日には連合軍のオフ会。31日に人権聖火リレーフォーラムに出席、僕はダルフール、法輪功とつながりを持ち、ハルは台湾、法輪功、ウイグル、モンゴルと関係を深め、アリは2chと組んで7月5日のデモをぶちあげた。アリとの出会いのきっかけになった共通の友人、かむらの提案から、チベット・リンカが始まり、それは2chにも飛び火した。たった一ヶ月でこれら全ての事が起きたのだった。

ハルのステージの後もいくつかの演説が会って、日本フィルハーモニー交響楽団江原望氏の情感たっぷりなチェロ演奏、み〜あの踊りと歌などが続き、出演者全員がステージに上がって、キャンドルを灯し、平和の祈りを捧げた。殺されていった人達の事を思うと、なんかジーンとした。

080618Candle









    (Photo by CIPFG)

片付けが始まり、僕は腹ペコだった。みんなで食事しようと誘った。アリが声をかけると、メンバーは23人に膨れ上がった。居酒屋で腹ごしらえをし、酒を飲んだ。楽しい夜だった。その晩僕はアリにある人物を紹介した。アリとその人物が手を組めば、僕らは多少なりとも国政に影響を与えられるかも知れない。ジェットコースターは暴走列車になるかも知れない。その話はまたいつか。

飲んでる途中で思い出した。翌日新宿でマンスリーコンサートがある事を。深夜に帰宅し、一夜明けるとクッタクタだったかが、翌晩はレノンハウスでしっかりソロライブをやった。嬉しかったのは主催した法輪功の女性スタッフが二人、見に来てくれた事だ。僕の歌は法輪功の教えと共通点があるらしい。今度教典を読んでみようと思う。とにかく15回目のマンスリーも無事終了し、日記も書いたので、これで安心して爆睡する事にする。ああ、また徹夜してしまったな。

次は21日に長野・南千歳町公園(午後零時)
22日に大阪・中之島公園(同1時半)
25日に名古屋・若宮広場(同5時半)
28日に広島・平和公園(同1時半)
29日に福岡・中央公園(同零時)。
みんなまかせたぞ。応援してやってくれ。

080618KORYAMATA最後に一言。フリーチベット。
(^-^)/







どーもでした〜
たしでれっ

=THE END=


人権聖火リレー東京、人権弾圧のない北京五輪を!(大紀元)

【グローバル人権聖火リレー】代々木野外ステージ SPECIAL LIVE(大紀元)

「人権聖火リレーが東京の街を行進」(打倒中国共産党)





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2008年06月17日

「ゴールデンダストタウン」・燃えろ人権聖火

070705@ElecTrix






















1)誰より早く走るのは 時の魔術師
砂を金に変え また砂に変え
僕らを惑わす

ハツカネズミのメリーゴーランド
クルクルと廻り
何か夢掴もうとして 消息不明

ゴールデンダスト・タウンの平和の為に
出来る事はないけど 歌を歌おう
きっと忙しいんだ 神様だって
遍(あまね)く照らす暇もない
宇宙の片隅を夏が通り過ぎる

2)廻り舞台を操る 時は手品師
銃が花束に、手袋が鳩に
僕らを眩ます

薄羽蜉蝣(うすばかげろう)にとっては
一生に一度の恋だった
虹のシャボン玉 触れたら消える
キスもできない

ゴールデンダスト・タウンの
We are Lonely Hearts Club Band
破れた恋の数だけ歌を歌おう
肩の荷物降ろして
緊張人情リラックスして
眠りにつけばバイバイバイ
地球の裏側を夏が通り過ぎる

3)誰より早く走るのは 時の魔術師
文明も 僕らの運命も 星降る夜も

打ち寄せる波の千代に八千代にさざれ
いつかみんな死んじゃうのかな
波のまにまに

駆け抜けろフジヤマコースター 
果てしなくUP & DOWN
諸行無常の鐘の音が
頭上で鳴り響く

ゴールデンダスト・タウンは
夢の吹きだまり
どんなドラマもカルマも 黄金伝説も
次のページあるから
死んじゃ花見もないから
生きてる内がフラワーよ 
星空もウインクしてるじゃない
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● このところレコーディングに集中しています。4月から作りはじめて、なかなか完成しなかった「ゴールデンダストタウン」が、やっと固まったのでmyspace.comにアップしました。トータル4'40"の曲ですが、試聴版は1'47"でフェイドアウトしてます。 Please check it out.
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人権聖火チラシ● グローバル人権聖火リレーのお知らせ

全世界40カ国・150都市でリレーされているグローバル人権聖火 が、明日代々木公園に到着します。「人権なくして北京五輪なし」中国共産党政権による人権侵害を認識してもらうためのグローバルな草の根キャンペーンです。集会と野外コンサートがあるので、参加できる方はぜひ。

6月18日(水)代々木公園野外ステージ

<第一部>
12:00 集合、準備
12:30〜13:30 人権聖火引継ぎセレモニー(応援メッセージ、各団体による中国の人権弾圧の実態報告、人権聖火に点火)

◎ 登壇者
中津川 ひろさと(前衆議院議員)
山本へるみ(港区議会議員)
犬伏 秀一(大田区議会議員)
小坂 英二(荒川区議会議員)
桜井 秀三(松戸市議会議員)
笹本 ひさし(江戸川区議会議員)
夏 一凡(元広東省建築部門高級幹部)
林 飛(民主中国陣線日本代表)
中井 日冠(世界宗教連合会日本代表)
三輪 和男(正論の会代表)
光 箭(全日本中華人連合会代表)
茶井 市明(アムネスティー)
川添 友幸(ダルフール救援ネットワーク代表)
永山 英樹(台湾研究フォーラム)
西依 玉美(チベット交流会)
ダシ ドノロブ(モンゴル自由連盟党東京代表)
イリハム マハムティー(世界ウイグル会議日本代表)
牧 聡志(法輪功迫害真相調査連盟)
安東 幹(法輪功迫害真相調査連盟 副団長)

14:00〜15:00 トーチウォーク:人権聖火を掲げ、全員でウォーキング
(代々木公園〜渋谷区役所前〜マルイシティ前右折〜渋谷駅左折〜明治通り左折〜宮下公園前〜神宮前左折〜代々木公園)

15:00〜15:30 引継ぎセレモニー
(挨拶、次の中継都市・長野へ)

<第二部>
16:00〜 受付開始(キャンドルライト、プログラムを配布)
17:00〜18:30 人権聖火・野外コンサート

出演(順不同):龍、ZAKI、みーあ、十場むぎ、 アリ@Freetibet、
CHANNEL:H.R(PUNK ROCK)
江原望(日本フィルハーモニー交響楽団チェロ奏者)、
EL AMAZON(レゲエ歌手)、ラリタ・サキ(インド舞踊家)

19:00〜20:00 キャンドルライト追悼会
(迫害による犠牲者追悼、関連映像放映)

代々木以降 聖火は、
21日に長野・南千歳町公園
22日に大阪・中之島公園
25日に名古屋・栄広場、
28日に広島・平和公園
29日に福岡・福岡中央公園とまわります。
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● その翌日はレノンハウスでマンスリーコンサート。

6/19(木)20:00〜
【龍 COMES ALIVE vol.15】 出演:龍
3.000円(オーダー別)
新宿 Lennon House (03-3341-1334)
新宿区新宿2-12-16 セントフォービルB106
_______________________________________

● 7/5 東京デモ 国民の怒りの声を聞け!【対中外交 言論弾圧】

まとめサイト(スタッフ募集中)
2chスレッド
ニコニコ動画

p.s.
サッカー日本代表戦見た後でユーロダイジェスト見ちゃうと、レベルの違いに唖然とするなあ。同じスポーツとは思えない。オランダ怖い、ポルトガルかっちょぃぃ、スペインっぉぃゎ。


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2008年06月10日

フリーチベット通信・マスコミが伝えないなら僕らが伝えよう

明け方、やっとゴールデンダストタウンのmixが終わった。数年前に作った曲なのに、なぜかチベットの事を歌っているようにも聞こえる。続けて人権聖火コンサート用の新曲のレコーディングにはいる。myspaceではFUJI ☆FREE TIBETと、アメリカ在住のLuhaさんが「青空を返せ」を自分のページのBGMにしてくれている。きのうエマニュエルジャルにフレンドリクエストを送って承認されたので、僕のページ から彼のサイトに飛べるよ。

テレビでは、UEFA CUP(EURO 2008)イタリア対オランダのライブ中継をやっている。一本目のファンニステルローイのゴールは、どう見たってオフサイドだ。だが主審がゴールと宣言すれば、それはゴールとなる。抗議してもイエローカードをもらうだけだ。歴史はそのようにして作られてゆく。

チベットでは今何が起きているのだろうか。6月5日、<チベット自治区で4月爆破テロ、僧ら16人逮捕>といニュース。だがチベット全体は閉鎖されている。マスコミは取材もせず、新華社の報道を出先機関であるかのように垂れ流すだけだ。チベット本土では今も毎日のようにデモがあり逮捕者がでている、拷問死もある、射殺もある。そういったニュースは決して報道されない。オリンピックが中国政府の犯罪を覆い隠す。

チベットNOW@ルンタ ではダラムサラからチベットで起きている事を毎日のように発信している。要約して転載させていただく。マスコミが伝えないのなら、僕らがメディアになろう。

中国政府は平和的な抗議行動の模様を、暴力的なテロリストの活動であるかのように記述し、描写している。トゥルク(活仏)・テンジン・デレクに対しても、爆弾テロに関わった容疑にもとづいて似たようなレッテルを貼り、不当にも無期懲役の宣告を下している。

大勢の僧侶達がそれに続く事件で不当逮捕された。僧院のゴンカン(護法堂)にあった錆びついた武器を根拠に、テロ活動に加わっていたものとして糾弾されたのだ。だが、僧院の中にある武器とは、護法尊の加持力の象徴としてその部屋だけに置かれているものなのだ。中国政府が虚偽のレッテルで無実のチベット人を逮捕拘束するケースは枚挙にいとまがない。もし実際に爆弾テロが起きた場合には、中国政府がチベット人を糾弾するために偽装して起こした、という可能性が大きい。

6月6日には、カンゼ(四川省甘孜チベット族自治州)のダゴゾンで僧侶三人がチベット独立のスローガンを叫びながら行進した。 三人はその場で逮捕され、そのうちの一人、僧ツェワン・ダクパが9日に死亡した。彼は逮捕の時軍隊や警官から非常な暴力を受け、重体となり病院に運ばれたが、医者は手遅れだと言ったという。

彼らは一度に3人でやらずに、一人がまず叫び、彼が捕まるのを見て次の一人、また同じように最後の一人というように連続してデモを行った。三人とも真白な服を着ていた。僧侶たちが目を覆うばかりのリンチを受けるのを目の当たりにした周りのチベット人たちは心に深く傷を負ったという。 彼らが平和的なデモによって配布した文書には、次のように記されていた。

「私達は中国政府に対していかに立ち向かうか?」 チベット仏教の基本原則を心に留めつつ、中国人とチベット人の両方にとって有益となる方策を示している。「私達は自由のためであれ、正義や解放のためであれ、非暴力の原則を保たなければならない。中国政府は、平和的なチベット人によるデモを、私達が石や棒、武器を使ったことによって、テロリストの活動として宣伝しようとしている以上、私達チベット人は、中国側の操作方針を理解しておく必要がある。したがって、いかなり代償を払うとしても、私達は暴力に訴えてはならないし、中国側によって私達が「テロリスト」という虚偽のレッテルを貼られてしまう罠におちいってはならない」

080611ツェリン6月8日朝9時、同じカンゼ地区にあるサムテンリン尼僧院の尼僧ツェリン・ツォモ(写真、27才)はダゴゾンにて一人「ダライラマ法王をチベットにお招きし、玉座にお座り頂こう」等の文面をしたためた文章をみんなに配り始めた。 彼女は直ちに軍隊に撲打の上逮捕された。

同日午後5時頃、このことを知ったサムテンリンの尼僧全員が彼女を救うためにダゴゾンに向かった。しかし途中ゴゲタンにて軍と武装警官隊に行く手を阻まれ、逮捕された。目撃者の話によれば、その逮捕の様は尋常ではなく、寄ってたかって激しく撲打され、あるものは刀で切りつけられ、重体となり病院に運ばれた者もいたという。

この出来事を知ったチベット人たちは、中国のその残忍なやり方には堪忍袋の尾が切れたとして約500人〜600人が政府庁舎の前に集まり「連れ去られた尼僧たちを解放せよ!もしも彼女たちが解放されない場合には本当に大きなデモをやる」と夜遅く9時ごろまで叫び続けた。結果その日数人の尼僧が解放されたという。

6月9日朝9時ごろ、軍隊の暴力により重症となった数人の尼僧だけが家族の背に負われ外に出されたという。その内の二人は肋骨が折れており、数人は口も聞けない状態だった。もっとも酷い重体の数人はそのまま遠く成都の病院に運ばれたという。

TCHRD(チベット人権民主センター)によれば、ツェリンさんは逮捕されるとき鉄パイプで殴られ、手で殴られ足で蹴られ続けたという。サムテンリン尼僧院からこのツェリン・ツォモに連帯と支援を示し、救出に向かった尼僧の数は200人とのこと。逮捕の時は全員激しい暴行を受けた。殴る蹴るの上、電気棒や鉄パイプが使われた。このとき重傷を負い病院に運ばれた尼僧が10人となっています。

委員会リリースでは、他にも6月5日に同じカンゼでデモがあったこと、またラサでもデモがあったことを伝えています。

以上。

秋葉原では被害者17人という無差別殺傷事件があった。ニュースは犯人と被害者のディテールを伝え続けている。被害者は本当に運が悪かったとしかいいようがない。問題の本質は秋葉原でも掲示板でも失業でもないだろう。人を死に至らしめるほどの暴力を振るう事ができるのは、既に発狂していたからではないのか。痛ましい事ではあるが、多くの若者が発狂寸前で、一度温度が上がれば沸騰してしまう薬缶なのではないか。正常な精神状態では自殺も他殺も不可能と思うのだけど、どうだろう。こういう発言は人権擁護法に触れるのだろうか。

もし国家の名において罪のない人々を死に至らしむのであれば、その国家は狂気が支配しているに違いない。どんなに巨大であっても、それはカルトだ。笑いながら人を拷問する人間よりも、閉鎖病棟にいる人間達の方がよっぽど心優しい。

親友アリ@freetibetが勝負に出た。7月5日、2chとmixiの有志主催で日本政府の外交政策などに抗議する5000人デモを呼びかけている。
2chはここ【東京】国民無視の対外姿勢抗議デモ4【チベット】

mixiの呼びかけ文ははこちら




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2008年06月09日

暴力とトラウマと、闘いだけだった。それが、俺の思い出のすべてだ。

「俺には、5歳くらいからの思い出がある。
 あの時は、家族みんな一緒だった。
 そして、そこらじゅう、戦争だった。
 だれだれが死んだとか、よく聞いたよ。
 だけど、子どもには「死ぬ」とかの意味がよく分からなかった。

 人がそこらじゅうで死ぬような所で、俺は育ったけど、
 子どもたちには、死体を見せないようにしていた。
 だから「だれだれは、どこへ行った?」とか聞けば、
「そいつは、みんながいつか行く、別な世界へ行った」って
 答えがが返ってきたよ。

 俺には、何一つ、楽しい思い出はないね。
 あったのは、暴力とトラウマと、闘いだけだった。
 それが、俺の思い出のすべてだ。」
 
エマニュエルは、
アフリカの国、スーダン南部の土地に生まれた。
誕生日については、彼はこういう。

「俺は、たいてい、 1980年6月1日だって答えてる。
 だけど、5万人の子ども兵に聞いてみろよ。
 みんな6月1日って答えるぜ。」

その後、エマニュエルは、
両親と離れ、エチオピアの学校へと向かう。

「戦争が激化したころ、俺たちガキは、
 別な街に行かされることになった。
 後で、母親が死んだって聞かされたけど、
 どんな風に死んだのかは知らない。
 俺は、6歳か7歳だった。

 親父が入っていた反政府軍SPLAは、
 子どもを隣の国の
 エチオピアの学校へ行かせるよう命令した。
 それで、俺たちは、歩いて
 エチオピアに行かなくちゃならなかったんだ。

 たくさん死んだよ。
 野獣に食われたり、川に落ちたりしてね。

 実際、少しの間、俺たちは学校に行った。
 俺が、始めて英語を勉強したのはそこだった。
 やがて、でかいやつがやって来て、
 規律だのを教えるようになった。
 そして、俺たちは戦い方を学んだんだ。」

エマニュエルは、8歳で銃の使い方を学んだ。
 
「俺が、最初に戦ったのは、
 「ソフト」なやつだったら、9歳だったな。
 村へ行って、動物とか盗むんだ。
 まあ、戦いの練習みたいなものだ。
 だけど村人に見つかって、仲間が殺された。
 それで俺たちは、 全部の村を焼き払った。

 それが、俺の戦士としての最初の経験さ。
 まあ、誰もがみんな同じような感じで、
 「やったぜ!俺たちは戦士になっただ」ってとこさ。」

やがて、エマニュエルは、戦いの前線へと送られる。

「そのうちエチオピアの政権を守るために戦わされて、
 でも、結局負けて、俺たちは逃げなくちゃならなくなった。
 何千人も死んだぜ、泳げなくてな。
 ケニヤへ行ったやつもいたらしいけど、
 俺は、南部スーダンのジュバにたどり着いた。

 そこは、最も恐ろしいことが起こってた場所だった。
 若者は勇敢に戦ったぜ。
 自分たちが簡単に死ぬなんて知らなかったからな。」
 
「俺は、はっきりと覚えているぜ。
 人々がどうやって死んで行ったかをな。
 ヘリコプターが、人々を追い掛け回し、
 戦車が、ぶっ殺すんだ。」

「俺たちが何のために戦っていたか知っているかい?
 そうだ、自由のためさ。
 スーダン政権が、俺たちを押さえつけていたからな。

 やつらは「シャーリア法」ってのを始めて、
 こいつは、つまり、イスラム教徒じゃないやつは、
 ちゃんとしたやつじゃないってことで、
 まともな仕事にも就けないってことになった。
 そして、奴隷制度があった。
 あんたが黒人だったら、あんたは奴隷なんだよ。」

だが、そんなエマニュエルが
子ども兵となってから4年後、 転機が訪れた。

「そのうち、SPLAで内紛が起きて、
 互いに戦うようになって、
 俺は戦う気力が失せて、逃げ出した。」
 
エマニュエルと友だちは、そこから逃げ出した。
そして、3ヶ月、砂漠をさまよった。
水はなく、乾いたトウモロコシを食べた。

「みんな死んで行ったよ。
 たくさんの骨を見た。
 水がなくなって、
 俺たちはみんな死ぬんだって思った。
 自分で自分の頭を撃ち抜くやつもいたよ。」
 
旅の始めにいた400人は、
最後には12人になった。

そして、エマニュエルはケニアにたどり着いた。
そこで、ボランティアに来ていた
イギリス人のエマに引き取られた。

だが、1993年、
そのエマも交通事故で死亡する。
エマニュエルが13歳の時だった。

・・・さて、あなたは、この戦争に翻弄された、
「アフリカのかわいそうな少年」の話を、
もっと聞きたいだろうか?
さらに彼には、 こんな人生が待っていた・・・

エマニュエルは、その後、
自分の心の支えとなっていた音楽の道に進むことを決意し、
ラップ・ミュージシャンとなった。

2005年、彼の最初のアルバムは、
ケニアのチャートのナンバー1を獲得した。
そして、彼は、イギリスへ向かった。

その年、欧米のミュージシャンたちは、
アフリカを支援するイベント「ライブ8」を行おうとしていた。
エマニュエルは、その主催者ボブ・ゲルドフへ直談判に行った。

「アフリカ支援のイベントなら、
 アフリカのミュージシャンも参加させるべきだ」
 
ライブ8でパフォーマンスした曲「Gua」・・・
エマニュエルの故郷の言葉で「平和」と名づけられたこの曲により、
エマニュエルの名は世界に知られる事になった。

その後、彼の曲は、
映画「ブラッド・ダイヤモンド」や
テレビシリーズ「ER」の12シーズン、
"There Are No Angels Here" の中で使われている。

「エマニュエル・ジャル(Emmanuel Jal)」は、
子ども兵士の徴用廃止を目指す連合
(The Coalition to Stop the Use of Child Soldiers)、
http://www.child-soldiers.org/

アフリカの貧困を解決しようとしている
Make Poverty Historyキャンペーン、
http://www.makepovertyhistory.ae/around-the-world.html

そして、 国際的な武器の規制を目指す
コントロール・アームズ・キャンペーンのスポークスマンであり、
http://www.controlarms.org/

次世代のスーパースターを期待されている
ミュージシャンの1人である。

エマニュエル・ジャルの母国、スーダン。

今、スーダン政権は、 スーダン南部地方との戦争を停止し、
ターゲットをダルフール地方へと変更した。
ダルフール地方では、 この5年間に45万人もの人々が殺され、
250万人が難民となっている。
国連の平和維持軍を受け入れたものの、 国連の対応は進まず、
今年、2月10日、 スーダン政府は、ダルフール地方に対し、
再び空爆を開始した。
それにより、新たに1万2千人の難民が発生したと、
国連は伝えている。

そして、スーダン・ダルフール地方と
国境を接する隣国チャド政府は、
2月11日、 これ以上、ダルフールの難民を
受け入れないことを表明した。
_________________________

(以上、mixiコミュニティ」「世界の肖像より転載)


● Emmanuel Jal - Warchild



● Emmanuel Jal 'Gua' Live



myspace "Emmanuel Jal"

Youtube "Emmanuel Jal"
_________________________

● スーダンの少年の「ルイ・ヴィトン」のバッグとチワワ
(デンマークのうちがわ)

● 抗議に怯える五輪マラソン…狙われたS・ストーン
(東アジア黙示録)

● 「核とディアスポラ」中国でいま進行している真実
核施設崩壊の事実を隠蔽する中国(米流時評)

● 北京五輪の5つのマスコットに関連して災いが起きているとの風説(47NEWS)


● 6/18(水)12:30 グローバル人権聖火リレー

17:00〜18:30 人権聖火・野外コンサート

● 6/19(木)20:00〜 【龍 COMES ALIVE vol.15】
新宿 Lennon House(03-3341-1334)
_________________________

スーダンやミャンマや北朝鮮の軍事政権を支えているのは中国。
革命の名の下に自国民を数千万人殺した国。
チベットやウィグルで民族浄化を続ける国。
災害さえも政治利用する国。
人権のない独裁国家中国。

「八百長の祭典」北京2008。
こ の 夏 何 か が 起 こ る。

「どんなに正論を吐いても、
罪無き人々が目の前で殺されて行くのを看過ごすのなら、
唯の偽善者でしかない。」 (ブログ「三四郎の日々」)

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2008年06月04日

フリーチベット通信・世界の全ての6月4日

そうこうしている間にも時速1500kmで地球は回り、日付変更線から順番に6月4日がやってくる。既に中国も6月4日を迎えた事だろう。

1989年6月北京。天安門広場には民主化を求める100万人の民衆が集結していた。それは中華人民共和国史上最も美しい光景だったに違いない。赤旗は民主化を求めて翻っていた。広場には毛沢東の肖像を見下ろすように「民主の女神像」が君臨し、ウイグル族出身の学生指導者ウーアルカイシは天安門を訪れた李鵬首相と会談して激しく非難した。報道回線は遮断され、戒厳令が布告された。

6月4日未明。広場を包囲した人民解放軍の戦車と装甲車が無防備の民衆に襲いかかった。素手で戦車の前に立ちはだかる若者。数千とも数万ともいわれる死者。かくして中国の、中国人による、中国人の為の民主化運動は闇に葬られた。六四天安門事件。隠蔽され、歴史から抹消された過去。ほとんどの中国の若者はその事実を知らないという。

先週の土曜日に会った中国人活動家のY君は言った。「天安門事件を境に、中国はコミュニズム(共産主義)じゃなくてナショナリズム(国家主義、民族主義)の国になったんです」

天安門事件は改革開放、自由化路線を打ち出した総書記、胡耀邦の追悼集会から始まった。日中友好に尽力し、言論の自由化を促進し、少数民族問題を直視したただ一人の総書記でもあった。1980年、チベットを訪れた胡耀邦は破壊された聖地ラサの惨状に呆然とし、その夜、ポタラ宮の方を眺め瞑目したという。チベットで共産党幹部らを集めて行った演説が残っている。

「我々の党がチベットの人民の期待を裏切ったのだ」「チベット人民の生活に明らかな向上が見られないことに、我々は責任を負うべきだ。…まず、自治権の完全な行使が認められるべきだということだ。自治権とは自己決定の権利である。その自治権がなければ、現地の状況に合った政策を実施することはできない」「われわれは皆、自己決定の権利を持っている。われわれは皆、個人的な趣味に耽る権利を有しているのだ」「多数の党幹部はチベットから引き上げよ」
(統一日報 5/28)

少数民族地域に「自治権の完全なる行使」を認める法は、胡耀邦の手によって1984年5月に成立した。だがその後、少数民族政策の誤りなどを理由に失脚、自宅軟禁の後、心筋梗塞で死亡する。替わって書記に就いた 胡錦濤が、89年の「ラサ暴動」へと発展する抗議行動を武力鎮圧し、これを功績として総書記、国家主席の地位へと上りつめていった。 (資料参照:Wikipedia)

youtubeで見る天安門事件(全3編合計20分)







ところで、けしからん同志から屠殺鬼などよばれている胡錦濤氏であるが、奥さんは某気功団体のメンバーだったという情報が。これは国家機密なのか。けしからん同志からチンパンなどと呼ばれている福田首相は媚中派なのではなく、胡錦濤氏が媚日派なのだという説。チベットの騒乱を鎮圧するため武装警察が発砲したという知らせを聞いた胡錦濤氏が真っ青になったという情報。騒乱事件はチベットにおける人民解放軍の暴走説。四川地震で被災地に駆けつけた最大の理由は軍の暴走を牽制するためだったという説。自衛隊機派遣を受け入れ、反日感情を和らげようとして軍に拒否られたという説。

やもすると反中、嫌中に傾きやすい同志諸君には、中国は決して一枚岩ではない事を忘れないで欲しい。内部で民主化の為に命がけで闘っているものもいる。溝を深めて戦争する事を誰も欲してはいないだろう。チベットもウイグルも現状では中国の一部なのだ。福田政権=われわれ、ではないように、中国もチベットもアメリカもその内部は一枚岩ではない。国家も集団も家族も自我も、みな内に対立を抱えているのは当然の事なのだ。複雑さの全体を理解してゆく事は面倒な作業だが、現実は単純ではない。

”敵を憎むな 判断力が鈍る”
ドン・コルレオーネ(ゴッドファーザーPart3)

フリーチベット・ムーブメントはCIAの宣伝活動に踊らされてるだけだという見方がある。それは憲法9条擁護の平和主義者を中共の工作員だと断定するのと同じように的外れな見方だ。4200人のデモ隊には4200通りのモチベーションと人生の通過点があり、13,000人のmixiコミュには13,000の思いが交差する。世界中を結んでたったひとつの巨大な願いを共有している。誰かがそれは遊びに過ぎないとわかったような事をいう。利用されているだけだという。ただのファッションだという。高みから俯瞰してどう批評しようと自由だが、そういった観念的なものの見方が当事者を侮辱している事は自覚しておいた方がいい。

僕は単に虐殺を止めたいのだ。暴力を止めたい。当たり前の事だ。迫害されているひとびとを愛しているが故に。言論の自由、表現の自由を守りたい。この世界を愛しているが故に。それ以上の理由はない。チベットであろうがパレスチナであろうがダルフールであろうが、同じ事。5月6日のデモで、僕は涙が出るくらい美しい光景を見た。その事は一生わすれないだろう。6月18日には、その代々木公園のステージに立つ。どんなリスクがあるのか僕にはわからない。

アリ@freetibetが酔っ払って言う。「いつかさ、独立したチベットに行って、みんなで酒を飲むんだ。それは俺の人生のクライマックスのひとつになるね。龍ちゃんも来るんだよ」奴は夢を見ている。そんな事は不可能だろうというツッコミはしない。夢を見た奴が現実を手に入れる事もある。

ただ美しい光景が見たいのだ。本当は政治なんてどうでもよかった。関わらざるを得ないから泥水もかぶるのだ。誤解を恐れずに言えば、僕に取ってのフリーチベットは美学の問題だ。70年代フォークはプロテストソングから始まった、僕は今またそこに立つ。生きる化石のように。伝えたい事がある。溢れる思いがある。沢山の仲間と出会い、同じ夢の為に水を運ぶ。そこには生きている事の意味がある。誰もが自分を正当化し、誰もが自分は中立だと思っている。だからわかってくださいとは言わない。他人にどう思われてもかまわない。 
We Are The "Free Tibet"



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ハル(H.R.)が、7月6日、先日の人権聖火フォーラムの関係者を呼んで、池袋にある自分の店でお疲れ会をやるという。BANK ROBBER(銀行泥棒)という名前のけしからんBARだ。THE CLUSHのレゲチューンのタイトルからつけたそうだ。とってもアットホームな店だという。店のホームページには<THE RULES>という注意書きがあった。

1、未成年者は、入場厳禁。
2、許可なく飲食物の持ち込み厳禁。
3、喧嘩、暴力沙汰は、厳禁。
4、銃刀器、等の持ち込みは厳禁。
5、麻薬など、非合法薬物の、持ち込み、販売。厳禁!
6、他の、御客様に迷惑な、ナンパ等。これも、禁止!

注意書きがパンクだなあw 
http://www.geocities.jp/bankrobber_soulrebels/home.html

最後にちょっと気になるニュースをひとつ。

四川大地震:震源地で大量のコンクリート噴出、地下核施設爆発か
(大紀元日本6月3日)

放射能防護服を着た救援隊が生々しい。 それにしても大紀元。こんなスクープ写真、よく撮ったものだ。インパクトあり過ぎ。キャプションに"Getty Images"とある。検索すると、どうやら報道用の写真素材のようだ。なるほど。ソースは明示しているのだからインチキとはいえない。地震直後、アマチュアが自前の放射能測定器で、以上な数値を観察したとブログに書いていたが、あれは本当だったのかも。


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2008年06月02日

フリーチベット通信・人権なければ五輪なし

1月25日 中国安徽省50年ぶりの大雪被害で、経済損失130億円
3月14日 デモの武力鎮圧によりチベット騒乱。死者140名。
5月12日 四川大地震。死者、行方不明7万超。

1+2+5=08
3+1+4=08
5+1+2=08

四川大地震から88日目の
08年08月08日午後8時8分 オリンピック開会式。
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5月31日。東京は雨。午後2時から駒込で開かれたグローバル人権聖火リレー決起フォーラムに出席した。中央線は倦怠期の恋人のように当たり前の顔をして遅れて来る。駒込地域文化創造館会議室に到着したのは2時10分頃。

ドアをあけるとそこは会議室の一番前。教室ぐらいの広さの部屋は満席で、後ろに立ち見がズラリと並び、入った瞬間全員の注目を浴びてしまった。目の前にリーゼントのロッカー、H.R.(ハル)氏がいて、挨拶をしている。「ちょうどいい所に来ました。龍さんです」とハルに紹介されて、思わず拳をあげる。なんて調子のいい奴なんだ。

379752304_59s「中国は人道に反する罪を犯しながら 同時に平和の祭典であるオリンピックを開催してはならない!」黒板にでっかい旗が張ってある。オリンピック憲章にもとづかないオリンピックなんて<不当表示>もいいとこだ。一番前の席が空いていたので、そこに座ってメモを取りながら話を聞く。主催した法輪功は、90年代には7千万人のメンバーがいたという巨大な気功団体だが、中国共産党によって壮絶な迫害を受けている。臓器売買を目的とした人間狩りが行われているともいう。中国人の民主活動家が世界中で数百人として、法輪功のネットワークはその数万倍だろうか。実質的に中国民主化運動の中核になっていると思われる。

6月18日の人権聖火集会に参加する8組のグループの代表者から、7分ずつのアピールがあった。はじめにチベット文化交流会の西依玉美氏が、中国のチベット侵略の歴史などを解説。かってのチベット動乱で、折り重なったチベット人の遺体の上で生存者に踊る事を強要し、その後で機銃掃射したという話が強く印象に残った。ひとつひとつの逸話は脳の皺に刻まれ、僕らの宿題となる。

台湾フォーラム代表の永山英樹氏からは「中国の人権について日台が果たす役割」。ナチスのベルリン・オリンピックとの共通点、中国の膨張主義、台湾併合、軍部増長などについて。「今日のチベットは明日の台湾」。そうなれば、あさっては日本だ。

ダルフール救援ネットワークの川添友幸氏からは「ジェノサイド・オリンピックとダルフール虐殺」30万人を殺し、陵辱し、260万人の難民を出したジャンジャウィードとスーダン政府を支援するのは中国。さらにインド、マレーシア、韓国、日本もスーダンから石油を買っている。僕らが東京電力に支払う電気代も政府の資金源になっていると。これもまた僕らの宿題。

世界ウイグル会議のイリハム・マハムティ氏からは「ウイグル人の人権について」流暢な日本語で説得力のある弁論。イスラム教徒による民族国家東トルキスタン共和国は中華人民共和国に統合され、1955年に新疆ウイグル自治区となる。中共との間で交わされた全ての約束は放棄され、人権弾圧が始まる。毎年15万〜20万人の漢民族が流入する為に、大学卒業生の95%が仕事に就けない有様。それに抗議するデモでは200人の学生が銃殺された。2005年、大学から幼稚園に至るまでウイグル語の教育が禁止された。2006年から毎年8万人の独身女性(19歳から25歳)が中国内陸部へ連れて行かれる。パスポートの制限が厳しく、自由な海外旅行ができないなど。中国国内の核実験の大半は新疆ウイグル自治区で行われており、被爆の被害も深刻である。

前半終了して休憩。海外の人権聖火リレーの模様を伝えるクリップの上映などあって、白髪まじりの中国人女性、元精華大学助教授の王久春氏が壇上に。拷問の生き証人でもある。「法輪功(ファールンゴン)の迫害」について自らの体験を中国語で語る。司会・通訳のCIPFG日本事務局牧聡士氏によれば、知識人を転向させると公安の点数があがる事から、特に知識人への迫害は凄まじいという。

彼女は2000年12月、天安門で法輪功の旗を掲げアピールした事により逮捕される。真冬の北京で裸にされ、水も食物も与えられず、犬のエサにするぞと脅迫される。2002年再び逮捕。一ヶ月間暴行され続け生命の危機に。途中で通訳の牧氏が涙ぐんでしまい、全証言を日本語で聞く事が出来なかったのは残念だが、心境を考えれば仕方あるまい。webにはかなりの量の資料が写真付きであがっている。

こちらは法輪功迫害に関するビデオ ですが、心臓の弱いひとは見ない方がいいです。チベットでも同じような事が行われています。

続いて民主中国陣線日本支部理事長の李松(りしょう)氏による「中国の人権とオリンピック」について。六四天安門事件から19年、中国では基本的人権が保障されていない。オリンピックは人権の象徴でもある。東アジアでは冷戦はまだ終わっていない。これは日本の安全保障の問題でもある、と。

最後にアムネスティ・インターナショナルの日本支部、茶井市明氏による「北京オリンピックと良心の囚人」。アムネスティはボイコットを主張してはいないが、中国はオリンピックを開催するにあたって国際社会との約束を守れという立場で、いくつかの問題点をあげた。

●裁判なしで投獄する労働教養所の存在(労働教養所で検索してみてください。21世紀のアウシュビッツです)
●インターネットに天安門事件の情報をあげた為に懲役10年の刑(逮捕にはYahooが協力しています)
●中国に野党を作ろうとした為に懲役12年
●オリンピック施設建設の為に店と家を破壊され、抗議のデモの許可を申請しにいった所逮捕され、懲役4年
●「オリンピックはいらない、人権が欲しい」と訴えて逮捕された例
●山東省で一人っ子政策の強行があり、強制避妊、強制堕胎。それへの抗議に対する逮捕...etc.

以上。これらは過去ものではなく、現在進行中の事態です。オリンピックを賛美するアーチストに問いたい。良心とは何ですか。正義とは。愛とは。平和とは何ですか。スポンサーに訪ねたい。利権の為にこれらの事すべてに目を瞑りますか。

そのリングは、グランドは、フィールドは、コートは、人々の悲鳴でできている。

国境なき記者団






フォーラムが終わって会館の外へ出て煙草を一服。「東トルキスタンを守れ」のコミュで会話を交わした方から声をかけられる。隣では中国語で会話している。冷たい雨の下の親密な人溜まり。ハルはウイグルの人達と会合へ行くようだ。最後まで喫煙所に残ったのは4人だった。ダルフール難民ネットワークの川添氏、JAPANESE FOR DARFURの中村氏、中国人活動家/ロビイストのY氏、そして僕。「お茶でも行きますか」駅前のケンタッキーへ行き、語り合う事3時間半。

川添氏いわく、ミックジャガーが自費で主催したダルフール救援コンサート(エルトンジョンも出たそうだ)を見て、ダルフール問題を知り、海外の支援サイトとコンタクトを取って情報を翻訳転載しているそうだ。

川添氏のブログ「救え!!ダルフール難民」

中村氏と川添氏の JAPANESE FOR DARFUR

中国から日本文学専攻の留学生として来日した法輪功修練者のY氏。政治難民となり、中国民主化の為に何年もかけて多くの国会議員や有力政治家とパイプを作って来たという。若いのに素晴らしいバイタリティだ。彼からも興味深い話を沢山聞く事が出来た。天安門事件以降、中国は共産主義からナショナリズム(愛国主義)へと転換した。反日教育、対外強硬路線の旧守派政治家に対し、胡錦濤主席が実権を掌握するにはあと数年かかるだろうとの事。

080602-1フリーチベット陣営は他のどのコミュニティよりも人数が多く、若く、人材もアイデアも豊富だ。誤解を恐れずに言えば、他の運動体からある種羨望の眼差しで見られている。僕らは助け合える筈だ。キーワードは「人権」。きょう会った3人はいずれ連合軍コミュのオフ会に呼んで、仲間に紹介したい。

9時半、山手線に乗って帰路につく。隣にドレッドロックのイケメン青年が座っている。しばらく観察してから話しかける。「お兄さん、ドレッドロックカッコいいね。レゲとかやってるの?」「いや、ただのファッションです。ハウスのDJやってました」彼は鞄からフライヤーを出す。「今度先輩がイベントやるんですけど」。話しながら僕のギターケースを見ている。「これからどちらへ」「いやあ、最近チベット問題に関わっててね、その会合に出て来た所なんだ」彼の目は予想通り興味を示す。「今度代々木で人権聖火コンサートってのをやるんだ」「いつですか?」こちらもチラシを渡す。フリーチベットに関心持っている人は多い。新宿で拳をぶつけて別れる。リスペクト。

車を降りて歩いていると、アリ@freetibetから電話が入る。「今、湘南大学のキャンパスラジオでインタビュー受けてんだけどね、龍ちゃんの曲を流したいっていってるんだ。送ってもらえるかなあ」「じゃメールアドレスをmixiに送ってもらって」

家に帰った途端、今度はハル氏から電話。「今日はお疲れさまでした。僕はあれからウイグル人の先生のお宅に呼ばれて食事まで御馳走になっちゃいました」三位一体トリオ・ザ・ヒューマンライツ、フル回転の一日。
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6月1日。午前4時、フロリダに住むダルフール・サポートの管理人、tamamiさんからメッセージを頂く。「Darfur Supportで楽曲をダウンロード販売させていただけないでしょうか?」ハルの日記への書き込みから僕の所へ来たとの事。「今手元にふさわしい曲がないので、作ったら提供させて下さい」と返信。先に「人権聖火のテーマ」を作り、その次は「ダルフール」だ。アメリカのサイトなのでそれなりの作戦を立てよう。

Darfur Support(なかなかカッコいいっすよ)


午前6時、東海大高野氏からメッセージ。指定のメールアドレスに「青空を返せ」のwebファイルを転送。これでやっと中村俊輔の出たキリンカップが見れる。

同日午後2時起床。溜まってた家事を済ませる。夕方アリがやってくる。作戦会議。方向性を確認したり、夢を語ったり、歌を歌ったり、下のココスでメシを奢ってもらったり。

午前零時、名古屋のhiro@FreeTibetからメッセージ。6月14日、15日に開催される「フリーチベットin名古屋」のパネル展示会で、「青空を返せ」を使ってくれるそうだ。Free Tibetコミュでビデオを作りたいけど誰か音楽を、という呼びかけに僕の方から申し出たもの。今後名古屋に行く機会があれば、ライブでという展開もあるかも知れない。

ちべっとにじゆうを〜「青空を返せ」

チベット、ウイグル、ダルフール、中国。起きている事を伝えたいと思う気持ちは誰もが一緒だ。会った事もない人達と二つ返事で物事が動いていくのは、楽しい。美しい。僕たちは行く先の見えないジェットコースターに乗っている。

080602-2


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