「もうここまで来たんだから(首相を)やります」。民主党の小沢一郎代表が8月1日に出版される本のインタビューで、次期衆院選で与野党逆転を実現すれば、首相に就任する決意を明言していることが30日分かった。
この書籍は「小沢一郎総理(仮)への50の質問」(扶桑社)。テレビ番組などのプロデューサー、おちまさと氏が5月下旬に行ったインタビューを収め、小沢、おち両氏共著の形を取っている。
この中で小沢氏は、自民党時代の1991年に所属していた竹下派の金丸信会長(当時)から首相就任の打診があり、「あまりに突然で心の準備がなかった」と断ったエピソードを紹介。そのうえで、「このまま代表でいて、選挙で勝てば、それはもう…。やります。今回は」などと強調している。
毎日新聞 2008年7月30日 20時35分(最終更新 7月30日 21時12分)
7月30日 | 小沢代表:「首相やります」近著で決意明言 |
7月27日 | 小沢代表:「論戦で解散総選挙に」 |
7月1日 | 小沢代表:「反自公」勢力との連携に期待示す |