最終更新: 2008/07/31 01:15

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愛知・知立市元担任刺傷事件 中学校で臨時集会が開かれる

愛知・知立市の中学校で29日、18歳の少年が元担任教師・神谷佳久教諭(34)をナイフで刺した事件で、30日、臨時集会が開かれた。
30日、夏休み中の生徒たちが、次々と学校へ登校した。
知立中学の沓名基嗣(くつな・もとし)校長は「加害者側が、本校の卒業生であるということの無念さ、残念さを、話をしました。(生徒たちは)深刻に受け止めてくれているという思いがしました」と話した。
29日午後1時半ごろ、18歳の少年は、吹奏楽部のミーティング中に侵入した。
現場にいた生徒は「後ろ、背中が血だらけでした」と話した。
少年は、中学2年当時の担任だった神谷さんを背後から無言で刺し、さらに逃げ惑う神谷さんを執拗(しつよう)に追いかけた。
現場にいた生徒は「(少年は生徒に)笑いながら、手を振っていた(生徒には何もしないと)」と話した。
動機について、18歳の少年は「最初から殺すつもりだった...。厳しく指導され、対人恐怖症になり、復讐(ふくしゅう)するつもりだった」と供述した。
中学の同級生は「(少年はみんなから)『もやし』って呼ばれていたが、先生は(みんなを)怒らないし、『もやし』をいじる感じがあった」と話した。
神谷さんは、2006年にも別の男子生徒から、カッターナイフで切りつけられたという。
警察は、少年の恨みや強い殺意について、さらにくわしく調べている。

(07/30 20:01 東海テレビ)


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