独島防御訓練 今年初めて実施 |
2008-07-30 15:51:36 Updated.
|
|
韓昇洙(ハン・スンス)国務総理が29日、韓国の国務総理として初めて独島(日本でいう竹島)を訪れたのに続いて、30日は、独島防御訓練が鬱陵(ウルルン)島と独島周辺の海域で今年初めて実施されました。
この訓練は、海軍第1艦隊の主導で30日午後1時から午後5時までおよそ4時間実施され、海軍の艦艇6隻と、海洋警察の警備艦2隻、空軍のF15K戦闘機2機、P3C対潜哨戒機1機などが動員されました。
海軍は毎年2回、海洋警察と合同で独島防御訓練を行っており、今年は11月にもう一度行うことにしています。
ところで、日本政府が中学校の学習指導要領の解説書に独島の領有権を明記したのに続いて、アメリカ政府機関の地名委員会が、独島の表記を、これまでの「韓国領」から「主権未指定」に変更したことで、大統領府青瓦台は、政府の外交安保担当者の処分を行う方針を重ねて強調しました。
処分の規模と時期は李明博大統領が夏の休暇を終えて業務に復帰する31日以降に明らかになる見込みですが、今のところイ・テシキアメリカ駐在大使の交代は確実で、時期はブッシュ大統領の韓国訪問が終わった後が有力とみられています。
このほか、柳明桓外交通商部長官の去就も注目されています。
|