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県内のNICU新生児集中治療室を県立中央病院などに集約化することを検討する県の初会合が30日夕方開かれ、若手の医師を確保するためにも魅力的な周産期センターを作るべきなどの意見が出されました。
初会合には県内で周産期医療に携わる医師などおよそ20人が出席し、県内の現状と課題について意見を交わしました。
県内では富山市民病院で小児科医が足りなくなり今年4月から14床あるNICUでの治療を休止していて富山市はNICUを県立中央病院に集約するよう県に要請しています。
会議では、「NICUの病床数よりも新生児の専門医が足りないことが問題だ」といった指摘や「若手の医師を確保するためにも魅力的な周産期センターを作るべき」などの意見が出されていました。
検討会では、今年秋に中間報告、来年1月下旬に最終報告をとりまとめる予定です。
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