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独島:祥明大が日本5都市で「風刺マンガ巡回展示会」

靖国神社参拝・従軍慰安婦問題も批判

 「時代に逆行する日本の歴史歪曲(わいきょく)を黙って見てはいられません。風刺マンガで告発します」

 祥明大学(李鉉清〈イ・ヒョンチョン〉総長)は来月4日から13日まで、日本で風刺マンガを展示し、日本の歴史歪曲を批判する「独島(日本名竹島)守護・アンチ靖国巡回展」を開催する。この展示会は韓国内ではなく東京・京都・大阪・福岡・神戸の5大都市で、「韓国が独島を守り抜く」という意志のアピールで、在日韓国人・市民団体らとともに行う予定だ。

 祥明大学の教授や学生ら約20人からなる「靖国風刺芸術団」は、今回の巡回展で、日本政府の靖国神社参拝や独島領有権主張を批判するため、学生が描いた風刺マンガ25点を展示する。韓国と日本の作家13人が描いた風刺マンガ26点も同時に展示される。また、従軍慰安婦問題を演劇にしたストリートパフォーマンスや、風刺マンガ制作も行われる予定だ。

 今回の展示会は、祥明大学マンガ・アニメーション学部が昨年8月に東京で行った小規模な風刺マンガ展示会に続くもの。今回は芸術系の学生全体が参加し、規模が大きくなった。

 従軍慰安婦パフォーマンスを準備している公演学部4年生のソ・インスンさん(23)=女性=は「歴史歪曲は不幸を招くということや、韓国には独島を守り抜く意志があることをしっかりと伝えたい」と話している。

 祥明大学マンガ・アニメーション学部のコ・ギョンイル教授は「日本にいる良心的な知識人との交流を活性化するきっかけになるだろう。マンガを通じ、正しい歴史認識を植え付けることに力を尽くしたい」と強い決心を語った。

ウ・ジョンシク記者

【ニュース特集】独島問題

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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