2007年の「PL花火芸術」=大阪府富田林市 10万発から2万発に激減? PL花火、問い合わせ殺到大阪府富田林市のPL教団大本庁で毎年8月1日に開かれる「PL花火芸術」。国内最大規模の花火大会として知られるが、昨年まで10万発としてきた花火の数を、今年は「2万発」と発表したため「規模が縮小されたのか」と1000件近くの問い合わせが相次ぐ事態となっている。 PL教団によると、花火の量や規模はこれまでと同じだが「より厳密に数え方を変えた」(教団渉外課)という。例えば、1つの大玉を打ち上げ、上空で10個の小さな玉が広がった場合、昨年までは「10発」と数えていたが、今年からは打ち上げた数で「1発」とすることにした。 数字上はあえて“激減”させた形だが、教団は「花火の数ばかりを求めて見物客が押し寄せ、万が一の事故につながっては元も子もない」と打ち明ける。 日本煙火協会(東京)などによると、打ち上げ花火の数え方には特に基準はない。 東京の「隅田川花火大会」は、以前から打ち上げた数で約2万発としているという。
【共同通信】
|
ソーシャルブックマークへ投稿: (ソーシャルブックマークとは)