【ワシントン=黒瀬悦成】対中強硬派のサム・ブラウンバック米共和党上院議員は29日、記者会見し、中国公安当局が北京五輪を前に、同国で営業する複数の大手外資系ホテルに対し、宿泊客が接続、閲覧したインターネットに関する情報を監視する機器を強制的に設置させていた、と発表した。
ブラウンバック議員によると、監視機器の設置は複数のホテルへの聞き取り調査で発覚。同議員が入手した公安当局からホテル側への命令文書には、当局の指示に背いた場合、中国での営業許可の取り消しなどの「厳罰」を下す可能性も示唆していたという。
同議員は、「中国政府は五輪開催期間中は検閲行為を実施しないと確約していたはずだ」と指摘、「我々は激しい怒りを表明するべきだ」と強調した。
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