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北極海氷、細かく割れ流出か=気圧配置異変、日本の天候にも影響−海洋機構調査へ

7月29日14時50分配信 時事通信


 昨年夏、北極海を覆う海氷が平年の半分まで減少したのは、北米アラスカに近い海域が温暖化して氷が薄くなり、細かく割れた結果、時計回りの海流に乗って反対の大西洋側へ流出する量が増えたたためである可能性が高いことが分かった。東京海洋大の島田浩二准教授らは、このメカニズムを解明するため、海洋研究開発機構の大型観測船「みらい」(8687トン)で、8月から北極点付近まで調査する。
 北極海はこれまで、大西洋側はよく調査されていたが、太平洋側が手薄だった。近年の調査で、太平洋側のアラスカ北方から時計回りに流れる海流の存在が判明。北太平洋の暖かい海水がベーリング海峡を経て北極海に流入するなどして温暖化し、海氷が薄くなって細かく割れた結果、流されやすくなったと考えられる。海氷の大幅な減少は気圧配置の異変を引き起こし、日本付近の天候にも影響するという。 

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最終更新:7月29日17時18分

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