花火の事故、失明のケースも
「気をつけて!! 花火の事故、やけどばかりでなく失明のケースも」―。花火による事故が増える夏場を迎え、国民生活センターは「打ち上げ花火が眼球を直撃して失明したなどという重篤な事故もある」として、注意を呼び掛けている。
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同センターによると、ロケット花火のような「玩具煙火」(おもちゃ花火)による事故の情報が同センターの危害情報システム(PIO-NET、全国消費生活情報ネットワーク・システム)に寄せられた件数は10年間で157件、危害情報の収集に協力している病院からは429件。事故の発生を月別で見ると、7−8月の夏場に集中していた。
同センターでは「打ち上げ花火をのぞき込むなどの行為は、目に当たって失明する事故も考えられるので絶対にしてはいけない」「変形しているものは異常燃焼などの危険性があるので使用しない」などと注意を呼び掛けている。
同センターはまた、「(品質の安全基準となる)SFマーク付きのおもちゃ花火では、花火自体の欠陥で消費者に損害を与えた場合、賠償されるとしているが、花火の特性上、燃焼してしまうものであり、欠陥を証明することは極めて困難」と指摘している。
更新:2008/07/29 20:37 キャリアブレイン
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