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熱中症で搬送、昨年の約9倍
猛暑の7月 こまめに水分補給を |
猛暑で倒れる人が急増している。京都市は29日、7月に市内で熱中症(疑い含む)を発症し、救急搬送された人が、昨年の同時期に比べ約9倍に達した、と発表した。京都府内でも7月前半、昨年を大幅に上回るペースで、府や市は水分を十分補給して予防するよう府市民に強く呼び掛けている。
京都市消防局によると、7月1日から28日までの間に、熱中症とみられる症状で救急搬送された人は212人に上り、昨年同時期の24人を大きく上回った。
市内では今月に入って連続29日間、最高気温が30度を超える真夏日が続いており、暑さが原因で熱中症が急激に増えたとみられる。
また、府内15の全消防本部(京都市含む)によると、7月1−15日の間に、昨年7月の1カ月の76人を上回る122人が搬送された。府消防室は「救急車を使わず病院に運ばれた人を含めれば、もっと増える」としている。
京都市では、搬送者のうち65歳以上の高齢者が半数を占めていることから、市消防局は「高齢者は体内水分量が少なく熱中症になりやすい。睡眠前や入浴前後などにこまめに水分補給してほしい」と訴えている。
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