2008年7月28日 (月曜日)

つまんね。

 

ある面白い人が自分の「失敗談」を面白く可笑しく話してくれた。

それを聞き、本当に面白かったので、

この面白さを、誰か他の人にも教えたくなった。

  

ある日、

僕は面白い話があるんだ、と得意になって仲間に伝えた。

この面白さは、誰が聞いても面白いだろう・・・

  

そこにいたほとんどの人が笑った。

 

しかし、「1人」の人は笑わなかった。

なぜ?面白くない?

「だって、そんな失敗をしても、笑い話にして許されるんでしょう?甘いよ、その人。」

・・・・・・・確かにその通り。

 

もしも

僕がその人と同じ失敗をしたとしたら???

やっぱり、許されないし、笑えないだろう。

 

あぁぁぁ、だから、面白かったのか。笑えたのか。

  

つまんね。

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2008年7月27日 (日曜日)

笑点に・・・

お笑い芸人・「コラアゲンはいごうまん」サンが、今日の「笑点」に出ていた。

彼のプロフィールを見ると、京都市出身で、僕と同い年らしい・・・。僕と「同じ時期」に「同じ空の下」で高校時代を過ごしていたということか・・・。

実は、以前、みのや師匠のラジオの中で、彼の事を紹介しているのをチラッと聞いたことがある。

それから、下積みの苦労を追ったドキュメント番組を見たこともある。

  

その彼が、なんと「笑点」に登場した。色んなお笑い番組があるけれど、「笑点」の演芸コーナーに出たのが嬉しい。

  

彼のブログによると、高校時代、みのや師匠のラジオ番組(ハイヤングKYOTO)のリスナーだったという。

http://blog.livedoor.jp/bokuhoso/archives/51658850.html

なぁぁぁんだ、僕と「同じ時期」に「同じ空の下」で、みのや師匠のラジオに耳を傾けながらの青春時代だったのかぁ・・・。

  

  

話は変わるけど、実は、昨日、僕の京都の高校時代の恩師が北海道に「講演」にきた。約20年ぶりにお会いした。先生も、僕との再会を喜んでくださった。講演会場に入って来た瞬間の先生の「姿」と、その「声」が、あの頃のままで、一瞬、涙が出そうになった。

 

 

京都での高校時代から、

もう20年以上経過して、

憧れの「師匠」や

懐かしい「先生」が、

今も

いてくださる喜び。

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2008年7月26日 (土曜日)

運転中の眠気予防に

24日は
夕方から札幌での会合に出席する為に高速道路を往復運転し、深夜帰宅した。


会合は、初めて会う人と色んな話ができて楽しかったし、今後の展開が楽しみな顔ぶれだと思った。


今の自分には
こんなふうに動いている方がいいな。


ただ、最近は高速道路をよく使うのだが、運転中に必ずと言っていいくらい睡魔に襲われるのだ。

危ないから仮眠をとる場合もあるけど、その仮眠をとる為にサービスエリアに到達するまでの距離がこれまた眠たい。

運転中の眠気予防に有効なのは、

・窓を開ける。
・ガムを噛む。
・歌を歌う。

という方法がある。僕も運転中の眠い時はいつも実行している。

で、最近の自分は、この3つにプラスして、ハンドルを両手でしっかり握って背筋を伸ばし、身体全体を自分の歌う歌のテンポに合わせてバウンドさせるんです。つまり、運転席の上で激しくピョンピョン動くのだ(笑)。
もうこれで眠気予防は完璧!

ただ、
ものすごくマヌケな図であるが、今回札幌からの帰り道も、眠たい僕は必死にピョンピョンはねていたのであった(笑)

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2008年7月25日 (金曜日)

揺れる前提

24日になってすぐに地震があった。

僕の住んでいるとこは、「震度3」だったらしい。

今回の地震は深夜だったけど、僕はパソコンで文書を作成しながら起きていた。

結構長い時間揺れ続けたので、その瞬間、揺れる電気コードを見上げながら、色んな事を考えていた。

もしも・・・・このままこの「揺れ」が更に大きく大きくなってしまったら????と想像しながら緊張してきた。

本当に揺れてる時間が長く感じたので、「これはマズイんじゃないか?」と立ち上がり、テレビをつけたら、もう「地震速報」のテロップが出ていた。

まだ揺れは続いていた。

真っ先に、

別室で寝ている両親を考えた。同時に、アイツの事も考えた。

まだ揺れは続いているような気がした。

次に考えたのは、

お寺(建物)は大丈夫かな??ということだった。(俺も住職になったということか(苦笑))

・・・・・・・・・長かった「揺れ」はようやくおさまった。

結果、

僕の住む近辺では、何事もなかった。

  

地震は怖い。文句が言えない。

そして、今、僕は生きている。

色んな準備をして、「明日」を信じて生きている。スケジュール帳には、だいぶ先の予定までもが書き込まれている。「明日」が、「未来」があるという何の根拠もない「前提」が不安になっていく。

地震の最中に、大切な人を想いながら、人が生きていることは、なんて健気なんだろう・・・・と思った。

  

現在を大事にしよう。

  

かつて、

貧血でバタンと倒れた檀家さんのバアチャンを介抱しながら、腕をとって、ドキドキという脈打つ「鼓動」を確認していたことがある。自分自身以外の「脈」を長時間感じていたあの時。ドキドキドキという1音1音が愛しかった。

 

現在を大事にしよう。

ドキドキが今を生きている。

 

さ、ホスピス病棟へ「法話会」に行ってきます。

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2008年7月22日 (火曜日)

お寺の裏話~お布施空っぽ編~

・・・・・・・・・・・・・と、さっきの投稿とは打って変わって、(気を取り直して)

先日、こんなことがあった。

法事を終えたお宅の息子さんが、その同じ日の夕方、血相を変えて、お寺にやってきた。

「先ほどはありがとうございました。それで。。。。非常に申し上げにくいことなんですけど・・・」

「なんでしょう??」

「あの、お布施の袋の中味はきちんと入っていたでしょうか?すみません、こんなことお尋ねして。。。母がお金を入れたかどうか覚えがないっていうものですから、不安になりまして・・・・、すみません・・・・」

「あ、そうでしたか、わざわざ来ていただいてすみません。はい、きちんと頂戴いたしました。ありがとうございます」

「あぁ!!そうですか。ホッとしたぁぁぁ。良かったぁぁ」

と息子さんは帰っていった。

口うるさい親戚一同とか知り合いの方の大勢集まる法事や法要を気を張ってなんとか無事に済ませて、やれやれ・・・と落ち着いて考えてみたら、あら、お布施きちんと入れただろうか??と不安になるパターンである。

実は、これに似たような事は結構ある。慌てて「電話」をかけてくる方もいる。

・・・・・・・・・・でもね、

こういう風に、勇気を出して確認してくださる方は、大丈夫な場合が多いです。だから、なんだか、こちらが申し訳ない気持ちでいっぱいになります・・・。

そう、よく、外出してから、ガスは止めたか?部屋の鍵は閉めたか?ものすごく気になって引き返してみたら、たいていの場合、ちゃんと大丈夫な場合が多いのと同じかな。

じゃ、「実際にお布施の中味が空っぽな事ってあるの??」

というご質問。

はい、ありま~~~すcoldsweats01

でも、それは、マジメな方に多いかもしれません。

法事の準備段階で、かなり早いうちに、お布施の袋を買って、表書き(名前)をきちんと書いて、後で、中味を入れようとしていて、その後の準備に追われるうちに思わず入れるのを忘れた・・・・というパターンだと思われます。。。

僕も、お坊さんとしてじゃなく、個人として知り合いのご祝儀やらに行く場合、かなり前に袋を買って、筆ペンとかで緊張して「表書き」をした時点で安心してしまうため、寸前で慌てて「あ!!中味入れてなかった!!」って慌てることがありますから。

こんな話を友人と話していたら、そんな「お布施が空っぽ」だったの場合はどうするの?相手に言うの???と質問されました。

他のお坊さんは知りませんが、

俺は、言いません。てか、言えません・・・。(実は数日前の法事で・・・)

それが「意図的」だった場合もコワイですからね・・・(^^;)

ただし、ご本人から問い合わせがあったら言いますけどね(^^;)

今回は、ちょっと「うらばなし」的な内容で失礼しました!!

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白道

なんの予告もなく不意に訪れる絶望感という名の「風圧」が最近強い。
ソイツに根っこからひっくり返されないよう、じっと耐える時がある。

南無阿弥陀仏。

お念仏の教えを胸に、「一本道」を歩いていった先達を想う。
招き、喚んでくれる方がいて、
奨め、応援してくれる方がいる。

私もその道に連なりたいと願う。

どんな人生だって、
どんな回り道だって、
どんなにカッチョ悪くたって、

喰らうだけ。
引き受けるだけ。
歩いていくだけ。

自分のエゴが産み出した「枠組み」の世界の中だけで、勝手にシラケてしまわないように。

南無阿弥陀仏。

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2008年7月21日 (月曜日)

お寺からの手紙

お寺からの手紙
またお盆参りの季節がやって来る。

お盆参りのスケジュールを組み立てて、地区別にお参りに参上する日程を檀家さん宛にお知らせしなくてはならない。

ここ数日、お盆参りの日程通知の手紙や「寺報」をパソコンで作成していた。

今日は出来上がった文書を近所の印刷屋で檀家さんの数コピーをし、発送作業、紙折り、封詰めするために 独り部屋にこもっている。

よく聞かれる。
「お寺から送られてくる手紙って誰が折ったり封筒に入れたりしてるの?お手伝いさんとかに頼むの?」「いえいえ、とんでもない!自分らでやってるんですよ」

膨大な数の封筒に気が遠くなりながら、コツコツひとつひとつ手紙を折っては封詰めしていく。

この膨大な封筒の数のお宅を、来月お盆参りでまわるのか……と思いながら、今年も無事にお盆参りを終えることができるか、実は自信がない。

ま、その時はその時。

気を取り直して作業開始!
でも昨日、友人の結婚披露宴に出席し、かなり長時間に渡って深く飲みすぎたので…眠くてダルくて…作業が進まないっすわ。

ま。ゆっくりやろう。

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