2008/07/02
11:00 pm
今日は、夕方「テニミ〇」の稽古場に顔を出した。
ちょうど桃城VS忍足戦の稽古をつけている最中で、みている間に5時からの全体稽古に何人かのNGを除き大勢のキャストが揃った。
ロビーで、豊田くんが「今日、マオがいないんですよぉー」とややさびしげな表情で語りかけてきてくれた。役柄と実際の友人関係が重なっている。
これも「テニミ〇」のいいところかな。
上島さんが忙しげに登場し全体稽古が始ったのを少し見て、僕は、河合龍之介くんのがホスト役を務めるWEBTVにゲスト出演するので、秋葉原のスタジオに向かった。
久しぶりに、河合クンと話した。映画好きの河合クン、仕事も映画が柱になっているみたいで、映画のことを語る番組の場だった。河合クンが「新宿区歌舞伎町保育園」に大事な役で出演してくれることになったので、その縁で僕がこの番組に呼ばれたのかもしれない。でも僕は映画はそんなに語れるほど仕事していないので、話題は主に、舞台のことになった。
関東大会の氷帝戦、最後の試合の日吉VS越前は今も鮮明に記憶に残っている。あの試合はまさに特別な試合だった。河合クンがどんな気持ちで動かない試合を戦ったか、からだは動きたかったのではないか、特別な状況に付き合った感があったのではないか、といらない心配をこの2年間していたんだ、と話したら、そんなことないですよ、試合になったらそんなこと全く感じなかったです、普通じゃない状況って余りないからかえって貴重な経験になり、その後の俳優としての自分にプラスになった、と語ってくれた。
2年前に聞いておくべきだった遅い質問に完璧な答えを返してくれた。
僕はその言葉を聞き、ものすごくほっとした。