2008/07/27
12:42 am
日記を書く時間がなかったぐらい忙しかった。というより疲れてしまった。
たくさんの仕事があり、そのヤマ場がいっぺんに押し寄せてきた。
「花ゲリラ」ラッシュ編集・音楽打ち、「DEAR BOYS」稽古、「テニミュ」稽古・海外・モバイル、「新宿区歌舞伎町保育園」脚本打ち、「2ステップス」古川君インタビュー・脚本家打ち、「キラキラアクターズTV」事前取材・収録、「長濱監督次企画」「リボーン・ボンゴレフェスタ」などなど書ききれない。
僕だけではなく、使い減りしないO君、チャラチャラ流すS君、疲労に免疫のジョニーサンダー杉山、放浪癖のあるK姉、フレッシュなM嬢・・・・そんな一見タフなマーベラスの全員がぐったりしてきた。
僕もついに年相応になってしまったのか、家でも、会社のデスクでもちょっとでも暇があればすぐ眠ってしまう、とても日記を書く元気がない毎日が続いた。でも忘れないように、この7月におこったことは順番に日記に書きとめていくことにしよう。
昨日、「DEAR BOYS」が初日を迎えた。ほんのちょっとほっとした。
ひとつ舞台を作ったとき、続きが出来るのはとてもハッピーだ。
去年の暮の「DEAR BOYS」のときは夢中で作った。バスケとダンスと歌と芝居がどのように組み合わさるのか始める前には明確なイメージはなかった。宇治川さんと何度も話し合った。彼の発想で出来上がった舞台は、僕のおぼろげだったイメージをはっきりとさせてくれた。
今回はバスケ舞台のイメージは出来上がっていたわけで、どうやってバスケシーンをもっと上のレベルに引き上げるか、ドラマを掘り下げるか、が勝負だった。今までのところ、アンケートでの評価はまずまずといったところだろうか。自分ではまだよくわからない、まだまだ途上だし、欲目でいえばもっともっと上がってほしい、でも狙ったことのいくつかは確実にできている。
今日は「テニミュ」の稽古がオフだったので、昼に秋山君が、夜には阪本奨悟君が観にきた。阪本君に感想を聞いたところ、「テニミュ」と同じものを感じる、という答えが返ってきた。一瞬、エッツどうして、どこが、と聞き返した僕は、次の瞬間に、何かあったかいものを感じた。「テニミュ」をたぶんめちゃくちゃに愛している阪本君が、そのテニミュと同じものを感じるというのは、最高のほめ言葉だ、とわかったからだ。僕にとってはこの言葉に勝るほめ言葉はない、ありがとう、阪本君、君に素直な言葉で褒められて僕はとてもうれしい。