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07/28-19:26--自民・国会議員と県議が懇談　「財政危機宣言」で協力確認

　自民党岡山県連（逢沢一郎会長）は２７日、岡山県の財政危機宣言をテーマに国会議員と県議の懇談会を岡山市内で開催し、財政再生団体の転落阻止に向けた協力体制を確認した。 　冒頭、小田春人政調会長が６月定例議会での論戦、２５日に発表された見直し基準に触れながら「一般財源の削減、県の施設の在り方、人員、人件費カットが財政構造改革の議論になる」と説明。 　これに対し、逢沢会長は「地方を健全運営するための財源は必要。お互いに共通認識を持ち合い、地方と国政、党内の議論を同時に進める必要がある」と強調した。 　村田吉�六瓠塀葦＿�山５区）は「切り込む余地がどれだけあるのか。具体的な議論は血を伴うことになる」と改革への反発を懸念した。 　萩原誠司氏（衆院中国比例）は「どこまで危機なのか実態が理解できない点があり、綿密な調査と分析が必要。財政当局にしっかり話を聞きたい」と話した。 　この後、非公開になり、加藤勝信氏（衆院中国比例）、阿部俊子氏（同）、橋本岳氏（同）も各県議と意見交換した。 　終了後、天野学幹事長は「国会議員は『全部は県の責任ではない』としたが、詳しく情報を開示しないのはおかしいし、議会を軽視している」と県当局を厳しく批判した。

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