2008年7月28日 19時54分更新
倉敷市は、去年、トラックを運転中に乗用車に衝突して3人に大けがをさせる事故を起こし、自動車運転過失傷害の罪で起訴された55歳の職員に対し、判決が確定するまでの間、休職させる処分を行いました。
28日づけで分限休職の処分を受けたのは、倉敷市建設局下水道部の55歳の男性職員です。
この職員は去年8月、浅口市金光町の県道でトラックを運転中、4人が乗った乗用車に衝突して2人が意識不明になるなどの大けがをさせ、岡山地方検察庁倉敷支部から自動車運転過失傷害の罪で起訴されました。
職員は、事故のあとも市役所で勤務していましたが、市は「犯罪行為で起訴された職員を公務に携わらせることはできない」として、裁判の判決が確定するまでの間、休職させる、分限休職の処分にしました。
これについて倉敷市の小田博則人事課長は、「市の職員が起訴されるような事態となり大変、残念です。今後の裁判の経緯を見守っていきたい」と話しています。