トルコ最大の都市、イスタンブールで27日、連続して爆発が起き、これまでに少なくとも17人が死亡、150人以上がけがをしました。
イスタンブール西部の住宅街で27日夜、連続して2回の爆発が起き、少なくとも17人が死亡、150人以上がけがをしました。
1回目の爆発は比較的小規模なもので、人々が負傷者の救助に駆けつけたところに2回目の大きな爆発が起き、多くの市民が巻き込まれたということです。
イスタンブールの知事は、「爆発はテロ攻撃だ」とした上で、「トルコ国内の分離独立派が関与している」として、PKK=クルド労働者党が今回の爆発に関与しているとの見方を示しましたが、クルド労働者党側は、否定しています。
イスタンブールで起きたテロとしては、2003年に60人以上が犠牲となった同時自爆テロ以来、最悪のものです。外務省によりますと、日本人が巻き込まれた情報はないということです。(28日19:59)