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変死:1等陸佐が誤って侵入、水のないプールに転落か

男性の遺体が見つかった水のないプール=東京都目黒区で2008年7月11日午前9時36分、木葉健二撮影
男性の遺体が見つかった水のないプール=東京都目黒区で2008年7月11日午前9時36分、木葉健二撮影

 11日午前6時20分ごろ、東京都目黒区東山1の民家敷地内にあるプールに、男性がうつぶせの状態で倒れているのを家族が見つけ110番した。警視庁目黒署によると、男性は陸上自衛隊西部方面総監部人事部長、宇佐美真1等陸佐(49)で、顔面などから血を流して死亡していた。かなり酒を飲んでいたとみられ、誤って民家に侵入しプールに転落したとみて調べている。

 調べでは、プールは長さ20メートル、横3メートル、深さ1.4メートルで水は入っていなかった。宇佐美陸佐は近くのホテルに幹部研修のため宿泊していたが、酒に酔ってホテルと民家を間違えた可能性があるという。民家裏口には何者かが侵入した跡があった。宇佐美陸佐は10日夜、同僚とJR恵比寿駅近くで酒を飲んでいたという。

 民家には石けん製造会社社長や外務省の元キャリア官僚が住んでいるが、宇佐美陸佐とは面識がないという。【古関俊樹】

毎日新聞 2008年7月11日 11時42分(最終更新 7月11日 15時04分)

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