カブール(CNN) アフガニスタンに駐留する北大西洋条約機構(NATO)主導の国際治安支援部隊(ISAF)は27日、アフガニスタン東部ホスト州のパキスタン国境に近いスペラ地区で武装勢力と交戦し、武装勢力のメンバー数十人を殺害したと発表した。
ISAFは、武装勢力側が「2けた」の死者を出した一方、「少数の」アフガン警官が死亡したとしているが、正確な数字は明らかでない。
同日早朝に警官らが襲撃されたため、ISAFが出動。地上部隊による攻撃のほか、武装勢力側が逃げ込んだ建物をヘリコプターで空爆したという。
同地区では先月30日、NATOの拠点にロケット弾などが撃ち込まれ、ISAFが反撃。武装グループがパキスタン側に逃げ込んだため、同国軍との共同作戦でメンバー数人を殺害したとされる。