北京五輪反対の座り込みをする亡命チベット人の僧侶たち=ニューデリー、小暮写す
【ニューデリー=小暮哲夫】インドのニューデリーで28日、亡命チベット人が北京五輪に反対して無期限のハンガーストライキを始めた。ハンスト開始に先だち、チベット人僧侶約200人が抗議の座り込みをした。
若者6人が「600万人いるチベット人の苦境を代弁する」として、テント内で食事も水も取らずに抗議。国際社会に五輪ボイコットを、中国には弾圧中止や国際調査の受け入れなどを求めている。
亡命チベット人組織「チベット青年会議」が企画。青年会議はチベット独立を求める急進派だが、リグジン総裁は「非暴力の活動を続ける」と話した。