縦型ティッシュ箱できた 特許取得、製品化

縦型のティッシュペーパーの箱
 仙台市泉区の自営業高橋俊三さん(66)が縦型のティッシュペーパーの箱を開発し、特許を取った。スリムで置き場所を取らない。箱の側面は広告面になり、「企業や飲食店に売り込みたい」と話している。

 箱は直方体で縦11.5センチ、横22.5センチ。厚さが3センチで、車のドアポケットに入れたり、本棚に立て掛けたりして使える。側面には広告を印刷できる。

 ティッシュペーパーが100枚入る。一般の箱に入ったティッシュペーパーをさらに半折りにして納め、箱の上下にある2カ所の取り出し口から取る。

 箱は高橋さんが2003年に病気で入院し、病室で箱型ティッシュの置き場所に困り、100円を入れるテレビの横の硬貨投入箱を見て思いついた。

 実用化して特許を出願し、06年に取得した。仙台市の県知的所有権センターの仲介で07年12月、茨城県五霞町の段ボール製造会社「タケウチハイパック」と特許の独占使用契約を結び、販売を始めた。

 高橋さんは「ティッシュペーパーの使い方のバリエーションが増える。広告も載せられ、企業PRにもなる」としている。連絡先は高橋さん022(303)0191。
2008年07月28日月曜日

宮城

経済



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