ドイツGPも昔からトラブルが多い事で有名だけど
今年も
クラッシュあり、波乱あり、オーバーテイクあり
そして
サプライズありと豪華なグランプリになった。
ルイス・ハミルトンのポール・トゥ・ウィンは予想の
範囲内だったとしても、まさか
ピケJrが
2位で
表彰台に立つなんて誰が予想できたんだかね!!
【トヨタF1について】
今回の
トヨタF1は本当に残念だった・・・。
ヤルノ・トゥルーリは2列目4番手からのスタートという高成績を期待できる
ポジションだったが、後ろから来た
ロベルト・クビサと
キミ・ライコネンに
抜かれ、ピット作業で
ニック・ハイドフェルドに抜かれ、残り5周でミスして
セバスチャン・ベッテルに抜かれ、結局ポイント圏外の9位という結果。
各チームの戦略を崩壊させる
大クラッシュを演じた
ティモ・グロックは
マシンが停止しても降りて来ないため一瞬ヒヤリとしたが、しばらくして
コースマーシャルに脇を抱えられて這い出して来たのでホッとした。
原因は調査中のようだが、映像を見る限りは
右リアサスの破損・脱落による
アクシデントであり、彼自身の操縦ミスではないように思える。
せっかくの
地元GPだったのに、ちょっと可哀相な結末だったなぁ・・・。
しかし、予選で4位を獲得したという事実は非常に前向きだし、ピットインの
タイミングからすると
燃料をキッチリ積んだ重さでの予選4位のようので
予選順位が重要になる次回の
ハンガロリンクでリベンジして欲しい!!
【中嶋一貴について】
中嶋一貴も16位からスタートし、途中でスピンを喫したりなんだかんだで
結局
15位フィニッシュという、ちょっと期待外れのイマイチな結果。
やはり予選Q1で脱落してしまうと、どうしてもチャンスが少なくなる。
決勝でのレースペースは悪くないので、
予選での速さを身に着ければ
もっと上に行けると思う。次の
ハンガリーGPでの活躍に期待しよう!!
【セバスチャン・ベッテルについて】
セバスチャン・ベッテルは、地元GPということもあってか強気なレース運びで
ライバル達を上手くかわして8位入賞し、その存在感を示してくれた!
ピットレーン出口での
アロンソとの並び方は、
ちょっと強引かな?
とも思ったが、レーススチュワードも何も言っていないので大丈夫だろう。
結局、
地元GPで入賞を果たしたのは
ベッテルと4位入賞の
ハイドフェルドだけ
だったと考えると、
ベッテルの活躍は賞賛に値すると言えるだろう。
いよいよ頭角を現してきた
ベッテル。彼が表彰台に上る日も近いぞ!!
【オマケ:ネルソン・ピケJrについて】
前半戦はミスが目立ち、
「F1に来るのはまだ早かったのではないか」とまで
言われていた
ルノーの
ネルソン・ピケJrだが、前半戦の不調がウソのような
速さと、チームの1ストップ作戦も功を奏し、見事に
2位表彰台を獲得した!
ネルシーニョにとってはもちろん、
ルノーにとっても今季初の表彰台だが
初ポディウムが2005年〜2006年を連覇した元王者
フェルナンド・アロンソではなく
ルーキーの
ネルシーニョによってもたらされたというのが意外だった。
予選下位からスタートしても、セーフティカーの導入とチームのピット戦略が
当たれば、表彰台に上る事が可能だという
近代F1を見事に体現したと思う。
トヨタと
レッドブルがノーポイントに終わり、
ルノーが2位でフィニッシュ
したため、4位〜6位のポイント差が1づつしかないという大混戦となってきた。
ドライバーズチャンピオンシップも混戦だが、三強直下の
中段グループによる
コンストラクターズランキング4位争いも
大混戦の
大接戦の様相を呈している!
やっぱり、最近の
F1 は
おもしろいねぇ!!
Posted at 2008/07/21 23:59:54 | |
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