意識不明の搭乗男性が死亡 小型機墜落、本格調査長崎空港(長崎県大村市)沖の小型飛行機墜落事故で意識不明の重体となっていた佐賀県多久市の自営業原口賢介さん(54)が28日未明、死亡した。大村署が死因を調べている。 国土交通省航空・鉄道事故調査委員会と長崎県警は、海中から引き揚げた機体のエンジンに焼け焦げたあとが見つかったことから、エンジンを解体して異常がなかったかどうかなど本格的な調査に乗り出した。 原口さんは26日夕の事故で救出後に一時、心肺停止状態に陥った。その後、意識不明の重体の状態のまま、搬送先の病院の集中治療室で治療を受けていた。 事故機に乗っていた3人のうち、機体の所有者で歯科医師の古賀悦郎さん(59)=佐賀県上峰町=だけが後部座席にいたことが大村署の調べで分かっており、原口さんか歯科技工士の諸隈勤さん(65)=佐賀市=のどちらかが機体を操縦していたとみられている。 小型機は26日午後5時21分に長崎空港を離陸し、2分後に墜落した。
【共同通信】
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