先日、楽しきイヴェント・新宿OTO「ジャズ&ジャイヴ」にて、音楽ライター・水上徹さんから、「スウィート・ドリームス sweet dreams」というマガジンの最新・第2号を戴きました。
そのなかで、水上さんが取材と執筆を手掛けられているコラム「傍役音楽家名鑑」は、神保町の老舗、トニイレコードの店主、西島経雄さんへのインタヴューで構成されており、これをたいへん興味深く、ようやく先ほど拝読したところです。
限られた誌面での構成の難しさに気付いてしまい、読み応え、という意味での物足りなさ、そして水上さんを少し気の毒に感じる点、ありましたが、それでも西島さんの若かりし頃を窺い知れ、お人柄が伝わりくるコラムは、僭越ではありますが、「レコード手帖。」をいつも読んでくださっている皆さんにも是非、ご一読をお薦めしたくなりました。ああ、でも、泣く泣く収録を断念したお話が、たくさんあるのでしょうね。それにしても、紙、ってのはやはりイイですね。水上さん、素敵なプレゼント、ありがとうございました。
イヴェントといえば、先週末、大阪の夜「readymade weekend」は盛り上がったのかしら。そして、ビーチェさんも、今週土曜、8月2日の渋谷Apple Storeを皮切りに、「かなえられた恋のために」リリース・イヴェントがついに始まります。くわしくは「宣伝部から。」をクリック、さらにページ中ほどの「event」をクリックで、ご確認ください。オフィシャル・サイトの方には、同じイヴェント情報のほか、さらにメディア関連の情報、ビーチェさんがたちあげた服飾のオリジナル・ブランド「eme」に関する最新情報など、更新されていますよ。
さて。今日の「レコード手帖。」は、これまた音楽ライターの、まつもとたくおさん。もう皆さまお馴染み、「ウッス。オラ、K-POP番長!」という強烈なフレーズと共に、ご登場です。
エット、まつもとさん、こんにちは。はじめまして。九州男児・まえぞのです。本日、ご厚意に甘えてしまいます、今月2度目の原稿、ありがたく掲載させていただきます。
今回も、まつもとさんの、面白、な仕掛けが込められた魅惑の筆致。まこと可笑しき音楽体験談。
今回のコラムは、僕は何故だか、冷房の効いた、人気のない市立図書館のパソコンなどから垣間見て、ちょっとだけニヤッとしてその場を去りたい衝動に駆られてしまいました。このサイトを誰かが「うっかり」覗いてしまうように、ページはそのまま消さずに残しておいて、図書館の学芸員のお姉さんに会釈して、何も借りずに建物の外に出て、隣接の市民プールから聴こえてくる歓声と、フェンスを超えて飛びかかってきた水しぶきに孤独を覚えて、ガリガリ君でも食べながら、自転車に乗って家へ帰って、昼寝でも。
なんだかもう、僕は毎日毎日、更新される執筆者の皆さんの文章を、ただただ読んでいたい。夏休みは、いつ。。
! サボりたい、なんて一度たりとも思っていませんよ。エヘヘ。いまは来月から「レコード手帖。」で始まる特集ページの編集・レイアウト作業で大忙し。でも忙しいのは僕の仕事が遅いから。分かっちゃいるけど、このペースは、やめられない。毎日見てくださる皆さまのため。そして僕自身のため。使命感とプレッシャーを感じながら。って、けっきょく僕はそんな感覚に追われていること自体、しあわせ、だったりするんです。ささやかに、激しく助平でいたい僕。なんて、サラリーマン川柳ならぬ、ウェブ職人川柳が飛び出したところで、今日もウッス、更新です。
(前園直樹)