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電脳如是我聞 - 長尾メモ8 weblog このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2008-07-27

私はヌルいのが嫌いだ

紙プロ携帯サイトの例のクソ連載で、佐伯さんが色々話している件とか、まあ色々あるわけだが、月末の紙フロ増刊が出れば、篠さんが話していることも含め、一通り出揃う感じなので、その当りから、ボチボチとやっていくつもり。

それ以前に、もう一度、自分という人間について。

やっぱり「電脳スマックガール」以降に、自分を知った人は、まだまだ、大きな部分で勘違いしている人が多い。あれは、業界内には波風立てず無難無難に、それでも何とか少しでも面白く、そういう方針だったわけ。あれでもね。

元々の自分は、とにかく、ヌルいの大嫌いなんだって。アミューザーの掲示板で、実名隠してマヌケなこと書いていた、某格闘技ムック本の編集長実名を晒しあげちゃうようなことする人間なんだって。今度のブログは、あっちこっちに矢を飛ばす。マスコミにも、選手にも、ヨソの主催者にも。

そして、ここを忘れてはいけない。それは、ファン・読者にも飛ぶんだ。

いいか、お前ら。おれに惚れると怪我するぜ。ふっ。

何か勘違いしてるが、気にするな。

pontaponta999#同志会pontaponta999#同志会 2008/07/27 08:30 一番ぬるいじゃん、ここ。

memo8memo8 2008/07/27 08:41 だからヌルくなるなるように、しようとして、こういうこと書いてんだろ(笑)。相変らずアタマわりーなあ。

memo8memo8 2008/07/27 08:46 何かさポンタくんが付けるレスって、少し前から変わってきたよな。昔はただ自分の好きなもんが、おちょくられると必死になってそれを否定してるだけだったのが、いつの間にか、それを書いている人間への嫉妬へと。まずは、そのハンドルで自分のブログ作って、1日で稼げるという2万ヒットを稼いでみればいいのに。1日2万あれば、アフィでもそこそこ稼げると思うぜ。

六頭六頭 2008/07/27 10:53 私の事ですか?(笑)

ま、ヤケド承知でコメントしてますから(笑)

紙プロの佐伯さんのコメント(になるんかしら?)意外な気がするような、真っ当な気がするようなで。
月末の増刊を読んでみないと、きっと分からないんでしょうな。

あくまで個人的に云えば、昨年なら5月のFACEも9月の後楽園も面白かったんですけどね?
5月大会終了直後に「今回のは自信作です!」と云ってニカッと笑ったメモ8さんの顔が思い出されますがなぁ。

memo8memo8 2008/07/27 11:02 六頭さんに限らず、電脳スマックからの方々はみんなヌルい(笑)。あと、現状でイヤなのは、現時点でのスマックへの不満が、ここへ集積しそうなこと。それもはっきり言ってイヤです。自分は事を成せずに、引いた人間なんであって、そういう現状への不満の旗頭にはなりたくないし、そんなことをする気もないです。

ごろうごろう 2008/07/27 11:56 不満は言いません。貝になります。昨日行ったイベントにカミプロジケンボの作者きてました。ビールばっか飲んでました。

memo8memo8 2008/07/27 12:52 ごろうさん、それが良くない。ふざけんな、ここしかないんだから、書かせろ位、言ってくださいよ(笑)。意見は対立した方が面白い。
しかし初めて携帯から書いているんですが、皆さん、よくこんなことやってられますね。凄いわ(笑)。

ごろうごろう 2008/07/27 13:41 スマックという団体に愛情はそこまでありません。舞さんとか久江さんでも結婚しちゃうでしょ。引退。ファンも団体への愛情はPrideみたいにはないでしょう。選手個々にはあったり、ホントは格闘技全体を広く浅く見るのがいいんですが。

じゅじゅ 2008/07/27 19:50 男子の選手だって結婚しますよね?
女の子がやるものはなんでも、「たしなみ」の一種にしかならないって事ですか?

memo8memo8 2008/07/27 21:15 スポーツに限らず不安定なジャンルに関わっているなら(それだけだと食えないくらいの意味、芝居とかバントとかいくらでもある)、女性であることを逆手に取れば、結婚は、生活を安定させる最大のチャンスともいえる。結婚イコール引退という時代じゃないことは、多くの実例があるわけだし。それはひとつの選択肢でしかない。まあ、貧乏な男に捕まったりしたら悲惨かもだけど。そりゃ誰のせいでもないしねえ。

井口くんの「女房子供を飢えさすわけにはいかない」って引退宣言は、切なかったな。つまり、男だって、一緒でしょ(というか意味が逆転している感じだけど)。

ごろうごろう 2008/07/27 22:10 奥が深いなあ。気になっているのは、女子選手がチケットを売らない。これはOLやアルバイトや家事手伝い等、プロとは思ってない人もいるんじゃないかなと。辻さんやフジメグさんなんか知名度の ある一部以外は。

memo8memo8 2008/07/27 22:33 宇野くんが「一銭でももらったら、それはプロなんだ」みたいなことを何回も言ってますね。まあ、何をもってプロとするかは、人それぞれだと思いますけど。

shigashiga 2008/07/27 22:56 お帰りなさいませ!完全復活お待ちしておりました!
格通読みました。「総合の未来は暗い」と常々、予言されていましたが
今まさにそれが現実になっているというのは、ご本人も暗澹たる思いが
あると思います。これからのご活動がマスコミ、関係者に届いて業界が活性化される事を切に願います。そして私も総合を愛する一人として、もっと会場に行かなければと思っております。

frigidstarfrigidstar 2008/07/27 23:24 (食えないけど)好きだからちゃんとやる(愛着)ってのと、(食えないけど)お金を貰っている以上ちゃんとやる(プロ意識)の二つがあるとして。愛着とプロ意識を両立させる為には、実は「食える」ことが前提にないといけないと云う矛盾があって、大半の格闘技選手は「愛着以上、プロ意識未満」なのが実態なんじゃない?

memo8memo8 2008/07/27 23:36 >shigaさん
ご無沙汰です(笑)。何故笑う。
何とか届かせたいですね。こうやって始めちゃった以上は。

>フリジッドくん
そりゃそうなんだよ。けど、環境に恵まれたからって、強くなるとは限らないとこが、また難しいところでさ。結局そういうレベルを突き抜けて強くなってトップにいったファイターの環境なんて千差万別でさ。自分は、選手層を厚くしたいばかりに、選手に甘過ぎたという反省は間違いなくある。けれど、誰かが甘やかして励まして応援してあげないと、脱落しちゃう子達がいっぱいいるのも当たり前の話で、そういう中にも、未来のトップファイターが潜んでいることもまた確かでさ。プロモーターだけじゃない、それを助けてあげる人たちもいっぱい出てきて、そうやって環境が出来て、ピンからキリまで全部揃って、始めてジャンルが形成されていくんだよね。

frigidstarfrigidstar 2008/07/28 00:31 >メモ8さん

うん。自戒も込めて逆の言い方をすると、見る側が選手の「愛着」に甘えてる部分もあると思うんですよね。愛着だけでモチベーションを維持している選手に、見る側が過剰にプロ意識を求めても仕方がないでしょってのは、最近思うようになりました。

でも、やっぱ見る側の人間って、無責任で暴力的なもんですよ。にわかちさんみたいな人間が、大半だと思いますよ。そしてそれは、「見る側の人間」が「金を落とす側の人間」である限りにおいて正当化される/されてしまう訳です。そのパイの問題(いや、これが一番重要なんですけど)は別にしても。

>プロモーターだけじゃない、それを助けてあげる人たちも
>いっぱい出てきて、そうやって環境が出来て、ピンからキリまで全部揃って、
>始めてジャンルが形成されていくんだよね。

でも、そうやって形成されるジャンルって、それこそタウンホールとかFACEを上限とするコミュニティに過ぎなくて、それはおおむねメモ8さんのF路線で達成されたんじゃないですか?

音楽の世界でも、ある訳ですよ、一般人からバン運転手とか、メシ作ってくれる人とか、寝床提供者を募集したりとか。そうやってスモール・サークル・オブ・フレンズが少しずつ広がって、50人、100人規模のコミュニティが全国に出来て、そうやって細く長く20年続いているシーンって、ある訳ですよ。

そういう美しいインディー主義って個人的にはすっごい好きなんですけど、それだけじゃダメなんだ、打ち上げ花火も必要なんだって考える人がいてもおかしくはない。キックボクシングだって、「K-1」と云う打ち上げ花火がなければ、今あるような形で続いていたのかは、誰にも分からない。

打ち上げ花火上げてどーんと上へ行こうと云うベンチャー的発想の過程で、ついて来れない選手、切り捨てられちゃう選手、自然といなくなる選手もでてきて、その境界線こそ、見る側が「プロ意識」と呼ぶものなのかなーと。

下からのジャンル形成(メモ8さん)と、打ち上げ花火(篠さん)。ま、現状の総合格闘技では、どっちを欠いてもいけないんでしょうけど、問題はその時々の情況でどちらの要素がより色濃く求められるか、なんでしょうかね。

memo8memo8 2008/07/28 01:36 音楽に代表されるアートの世界は、それでもいいのかもしれない。実際、インディに、メジャーより優れているモノがあるケースは山ほどあるわけでさ。あえて意地になってインディに留まる必用もないとは思うけど、金銭的・名誉的なモノをある程度捨てることで、ホントに気持ちのよい音楽なり何なりを作る続けることが出来るってのは、確かにあるとは思うし。

けれど格闘技はやっぱり違うと思うんだ。日本の各地で、そういう村が出来たとしても、やっぱり競技なわけで、それだけじゃダメなんじゃないかなあ。村1番の力持ちは、やっぱり隣村の1番と戦わないと。そして、おらが国の1番が決まったら、海を跨いで向うの1番と勝負をしないと。そこが本質的に、アート系と違うところんじゃないかと。

まあ、あと、おれは下からだけをやっていたつもりは、まったくないんだけどね。あくまで上を輝かす為の下作りのつもりだったんで。ホントに下からジャンルを作りたいなら、極論言っちゃえば、アマだけありゃそれでいいわけでさ。それが出来たら、プロは誰かが作るかもって感じで。

ゲスト


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