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パーティーでの勉強会

Sc000bce1d01パーティーを開いたら勉強会になりました。

弊社事務所でパーティーを開きました。参加者は28名。
お忙しい中お運びくださいました皆さまに感謝します。

お食事やお酒、ワインを楽しみながら互いにゆったり語らうなかで、ふと、裁判員制度の真剣な話となり、『裁判員法の廃止を求める会』呼びかけ人でもある大久保太郎先生から、「裁判員制度は、明らかな憲法違反ですよ」との静かだがずっしりと重い声が上がる。
過日別所でも、先生は問題点等を丁寧に説明してくださった。

当日は自民党と民主党の議員も参加していたので、某議員に私から尋ねてみます。

「なぜ裁判員制度には全党一致で賛成されたんでしょう? 先生個人としても賛成でいらっしゃいますか」
「私は、陪審制であれば賛成だったんですけどね」
「裁判員制度に反対していらっしゃる議員もいますが、党として反対を表明することはなかったんですか」
「それが、党利党略というものです」
「超党派の議連を作ることは?」
「それはまだ聞いたことがありませんし、裁判員制度の詳細が分かりづらいですね」

並んでソファに腰かけていた議員は、先生からその後長く長く説明を受けていた。まるで個人授業を受けているようで、とても贅沢な時間だといえる。

いつお目にかかっても、大久保先生は穏やかな紳士です。当日もとてもご機嫌よく終始笑顔でした。

裁判員法の廃止を求める会-------------------------------
*平成15年「裁判員制度に反対する会」を発足し、翌16年の裁判員法成立前に複数回意見書を提出している。
*平成18年には、反対する会を解散し、「裁判員法の廃止を求める会」を発足。
*平成18年、6月8日、「裁判員法の廃止を求める会」による記者会見及び同会主催の第一回国民集会を開催。
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