中国当局、昆明のバス爆破事件などへのイスラム組織の関与を否定

2008年 07月 27日 14:53 JST
 
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 [北京 26日 ロイター] 中国当局は北京五輪開幕を前に同国で起きた一連の爆破事件について、「トルキスタン・イスラム党(TIP)」と名乗る団体の関与を否定したと、新華社が26日に伝えた。

 米国ワシントンにあるテロ行為のモニターを行う企業、インテルセンターは25日、TIPが5月に上海と今月雲南省昆明で起きたバス爆破事件に関与したとの犯行声明と北京五輪を脅かす内容のビデオを発表したとしていた。

 新華社の報道によると、中国の公安省は26日コメントを差し控えたが、上海と雲南省、浙江省、広東省の警察当局では一連の爆破事件がTIPと関連するとの主張を退けたという。

 
 
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