街頭行進しながら平和の尊さをアピールする「しこくピースアクションリレーinえひめ」が27日、松山市内であり、県内6生活協同組合の組合員ら約200人が、買い物客に核兵器や戦争のない世界の実現を訴えた。
出発集会で同リレー実行委員会の冨長泰行副委員長が「名古屋高裁で四月に自衛隊イラク派遣は違憲との判決が出るなど、憲法9条を守れという世論が広がっている。原水爆禁止と平和な社会を目指して『ノーモア ヒロシマ』の声を世界に広げよう」とあいさつした。
一行は松山市役所前を出発し、大街道や銀天街商店街を行進。四国統一スローガンの「子どもたちに平和な未来を」と記した横断幕を先頭に、被爆者援護や戦争反対を呼び掛けた。