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25日、国際レコード協会が発表した「08年世界レコード業界情報レポート」によると、中国のの売上規模は03年には1億6010億ドルだったのが、07年には62%もの減少を記録。業界はいまや瀕死の状態という。写真はダウンロード機。

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音楽ダウンロードは99%が違法?レコード業界は瀕死―中国
2008年7月25日、国際レコード協会(IFPI)が発表した「08年世界レコード業界情報レポート」によると、中国のレコード業界の売上規模は2003年に1億6010億ドルだったものが、07年には6940万ドルと62%もの減少を記録し、業界はいまや瀕死の状態にまで追い込まれているという。「中国青年報」が伝えた。

同レポートによると、中国のCDの売上高は2003年には1億6010億ドルあり、業界の売上規模のほぼ100%を占めていたが、07年には3770万ドルへと減少。替わりに台頭してきたのがダウンロードなどを利用した音楽配信サービスで、07年には売上高3180万ドルと急成長し、業界売上規模の46%を占めるに至った。

音楽配信サービスの急成長に貢献しているのは、中国に6億人近く存在する携帯電話ユーザーと2億人以上いるネットユーザー。

一方、世界のモバイル市場での音楽配信サービスの売上規模は、2007年が17億ドル、08年が30億ドル、09年は48億ドルと推計されており、中国の売上規模は携帯電話の所有者数から見ると異常に小さい。

この理由として「中国では、音楽のダウンロードは99%が違法で、音楽配信サイトも50%は版権使用契約を結んでいない」と指摘。音楽配信サービスの有料化が実現できれば莫大な収入が得られるとし、さらには中国のレコード業界にとって、音楽配信サービスの活用こそが唯一の生き残りの道だとアドバイスしている。(翻訳・編集/HA)
2008-07-27 12:23:38 配信

この記事のURL : http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=22034
モバイル版URL : http://rchina.jp/article/22034.html

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