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【社会】

熱中症で2人死亡 東海地方、87人病院

2008年7月27日 08時42分

 猛暑に見舞われた26日、東海地方では脱水など熱中症とみられる症状で2人が死亡し、少なくとも計87人が病院に運ばれた。

 名古屋市では午前9時ごろ、中村区熊野町、無職三浦信子さん(79)方で、信子さんが倒れて死亡しているのを仕事から帰った長男(46)が見つけた。窓が閉め切られて高温になっていたといい、中村署は熱中症の疑いもあるとみて司法解剖して死因を調べる。同市中川区富田町長須賀の河川敷では、ジョギング中とみられる中川区野田の無職前田英則さん(64)が死亡した。

 このほか愛知県で45人が搬送。犬山市では自転車に乗った男性(64)が倒れて入院した。エアコンを入れずに自宅にいたり、屋外で作業をしていたりした高齢者の患者が目立った。

 岐阜県内は25人で、本巣市では脱水症などで男性(81)と女性(80)が重症。三重県内は17人が搬送。四日市市であった高校野球三重大会決勝を観戦中の30代の女性が気分が悪くなり、桑名市では自宅にいた女性(86)が倒れた。

(中日新聞)

 

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