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後期高齢者医療制度:4割が「負担増」--県民主医連アンケート /宮崎

 ◇年金天引き不満も4割

 県内の病院や介護施設でつくる県民主医療機関連合会は25日、後期高齢者医療制度の対象となる高齢者へのアンケート調査結果を発表した。制度開始前の3月と現在の保険料を比較して「負担が高くなった」の回答が36・4%を占めた。逆に「安くなった」は9・2%だった。同連合会は「新制度で厚労省は『保険料が7割軽減された』と発表しているが、実態とは違う」と反論している。

 調査は5~7月に宮崎市と延岡市の男女計272人を対象に実施。主に病院の患者や介護施設の利用者から職員が選択式の回答と意見を聞き取った。

 保険料負担の問いでは、高くなった理由に「農家で収入があるため高くなった。だが、災害などで赤字経営で生活は苦しい」との意見があった。

 保険料の年金天引きの問いでは「やめてほしい」40・8%に対し、「便利で良い」の評価も22・1%あった。やめてほしいの理由は「いくら引かれたか分からない。明細もない」「口座を見るたびに心理的負担がある」と不信感や将来不安の声があった。【中尾祐児】

毎日新聞 2008年7月27日 地方版

 
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